コツコツDIY ~DIY初心者が挑戦する、賃貸マンション改造計画~

狭い賃貸マンションを、スローペースでコツコツ改造中。初心者&車無しでもできるDIY事例や、調べたこと、使ったもの、失敗談など。2019年6月にうつ病発症。病気と子ども達の事を書くこともあります。

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

ワトコオイルの防水性はどのくらい?乾燥時間/濃さ/ウェット研磨の有無による違いは?【実験/まとめ】

 

こんにちは(*^^*)

素人DIYer なつみかん です(*´ω`*)

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DIY用の塗料といえばコレ‼️というくらい人気の ワトコオイル

 

仕上がりも良く、塗って拭き取るだけ。ムラになりにくいから初心者さんにも安心。

安くて長持ち、ホームセンターでも買えるとあって、多くのDIYerに愛されています。

 

私も、100均木材を使った小物製作(配線ボックスや黒板ボード)から、

SPF材を使ったテレビ台、炊飯器やレンジを置くためにリビングに製作したレンジボード等々に利用してきました✨

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※写真の棚板や黒板ボードの枠は、《ダークウォルナット》を使用しています。

 

ただ、DIYを進めるにあたり、気になってきたのが防水性

普段ものを置いておくだけの棚に使うなら、さほど気にならないのですが…

テーブルデスクに使うとなると…💦

 

飲物を置くこともあるし、水拭きもしたい。シミだらけになってしまったり、水拭きのたびに色が落ちてしまったらガッカリですよね💦

防水性は特に気になるところです。

 

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 現在は、防水性が必要な場所にはクリアペーストグレーズを上塗りしています。

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数々の実験をした結果、やはり

「濡れる機会の多い場所にはニスを使うのが安心」という結論に至っているものの…

 

クリアペーストグレーズ(油性ニス)については情報が少なく、”食品に触れるものに使用できるほど安全か”についてはよくわかっていません。

(これはワトコオイルも同様で、ワトコオイルは『溶剤およびその他の構成物に、有害物質に分類されている成分は含有しない』ことは明記されているものの、食品に触れるものに使えるとは明記されていません。)

【2023/07/23追記】

クリアペストグレーズは、残念ながら現在では販売終了となっています。

そこで、アサヒペンの≪ジェルカラーニス≫を代わりに使用するようになりました。

こちらもジェル状で塗り伸ばすだけで簡単です(#^^#)

 

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ダイニングテーブルや子ども用のデスク、カフェトレイを作るとしたら、

できれば安全性が明記された、和信の水性ウレタンニスを上塗りしたい…

けど、油性のワトコオイルに水性ウレタンニスは塗れるのか…?

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色々、難しいですね💦

 

でも、そもそも

ワトコオイルって、どの程度水に弱いのでしょう?

”どの程度濡れる可能性があれば”上塗りの必要があるのか…

調べてもよくわかりません。

 

そこで今回は、そもそもの【ワトコオイルの防水性はどのくらい?】について、

実験結果を共有したいと思います(*^^*)

 

 

ワトコオイルの防水性について

商品説明とネットの声

理論上では、ワトコオイルのような《オイルフィニッシュ用のカラーオイル》は、

防水性等の保護力はあまり期待できません

また、ワトコオイルの説明にも、撥水性や防水性があるとは書かれていません。

 

でも…この数ヵ月の間、

「ワトコオイルを塗布しては濡らして放置する」という実験を繰り返すうちに、

ワトコオイルは、それほど水に弱くないのではないか

と思うようになりました。

 

Twitterで↓のように呟いてみたところ

  • ワトコオイルのみで塗装したBBQテーブルを野ざらしで4年ほど置いているが保護され木が腐食してる感じもない』
  • ワトコオイルのみで塗装したものをバシャバシャ水洗いしているが劣化している様子はない』

等のご返答を頂きました✨

使用した木材にもよるかとは思いますが、体験談を聞くと水に強そうですね😊

 

ワックスとの比較

ワックスとオイルは、施工の手軽さや色合い、保護力、用途などに共通点が多く、

しばしば同列に扱われます。

 

しかしながら、【防水性】に着目するとき、

ワックスとオイルでは決定的な違いがあります。

 

オイルは木材内部に浸透して保護する塗料。

木材表面の撥水性は高くありませんが、内部を保護しているために、

水分がついても直ちに目立った傷みが生じることはありません。

 

対してワックスは、表面にワックス(油性)の膜をつくって木材表面を保護する塗料。

かつ、乾燥後も完全には硬化しません。乱暴に言えば、「完全に固まっていない着色剤入りの塗料が薄く乗っている状態」です。

そのため、擦れによる色移りが生じやすい、という性質ももっています。

 

また、ワックスは主成分が蜜ろうであるものが殆どですが、この蜜ろうは

「水を一旦は弾くが、水に濡れたまま放置すると、水を含んで膨張し白くなり、剥がれ落ちる」

という性質をもっています。

そのため、高い撥水性を持っているものの、防水性は高くありません。

10分程度放置するだけで、輪染みができてしまいます…💦

 

ワトコオイルは濡れたまま放置しても、10分程度なら輪染みができることはありませんし、乾燥後の傷み(色褪せや毛羽立ち)もありません。

この点から、【ワトコオイルはワックスよりも防水性が高い】ということができます。

 

↓の記事で、ワックスとワトコオイルの防水性比較実験をしています。

よかったらご覧ください😊

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防水性が高いオイルとの比較

オイルの中には、保護力の高さを謳っているものもあります。

特に【屋内外用】=屋外でも使えるものは、日差しや風雨にさらされることを前提に作られていますから、防水性も高いです😊

 

リボスカルデットタヤエクステリアは、屋内外に使えるカラーオイルで、

ワトコオイルと同様塗って拭き取るだけと施工も簡単。

なのに防水性が高く、さらに「食品に触れるものにも使える」ほどの安全性の高さも魅力です。

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↑の記事でワトコオイルとリボス塗料の防水性を比較したところ、

ワトコオイルは濡れた部分が褪せて毛羽立つのに対し、

リボス塗料では変化がありませんでした。

(100均の木材に水を垂らして6時間放置した場合)

洗面所やキッチンなど頻繁に濡れる場所では、リボスが向いています。

 

 

ただし、ワトコオイルでも、3時間程度濡れた程度では、

拭き取った直後は濡れた跡がつくものの、乾燥すれば跡は残りません(100均木材)。

SPF材では濡れた跡も残りません。

水に濡れない場所や、たまに水拭きする程度の場所であれば、ワトコオイルだけでも問題はないと思います。

 

 

ワトコオイルの防水性を決めるもの

私は、これまで何十回と実験をしてきた中で、

水染みができる/できないを決める大きな要因は

【乾燥時間】【ワトコオイルの濃さ】であり、

毛羽立ちや色褪せなどの耐水性は【木材の種類】によって変化する、

と感じています。

 

というのも、

私は今のところ、100均木材(桐/広葉樹)かSPF材(2×4材など/針葉樹)にしか使っていませんが、100均木材よりもSPF材のほうが水に強いという実験結果が出ています。

 

しかしながら、「水染みができやすい100均木材でも、全く染みが出来ないことがある」こともあったり。

 

また、

同じ木材に同じように塗布して同じ実験を行っても、塗布24時間後に実験した場合と、1週間程度乾燥させてから実験した場合とでは結果に差があるような気が…。

(乾燥が少ないと水染みができ、乾燥時間が長い方は水染みができなかった)

 

ワトコオイルの防水性は、塗布する木材によってもに違いが出るが、

同じ木材に塗布した場合でも、水染み(輪じみ)が出来るときと出来ないときもある…。

いったい、この違いはどこから生まれるのでしょうか。

 

そこで、ワトコオイルに防水性を期待する場合には何に気を付ければよいのかを、実験しながら検証、解説していきます。

 

 

【乾燥時間】による水染みの変化

DIY初心者の頃は、乾燥時間はもちろん確認していたものの…意外と見落としていたのが【完全乾燥までの時間】。

 

水性ウレタンニスや未晒し蜜ろうワックスの上塗りについて調べていた時、

「2~3日乾燥させれば水性でも上塗りできる」とか、

「下塗り剤が溶けないよう、2週間程度あけて上塗りする」などの記述を目にしました。また、「ニスによっては数日掛けて定着する場合がある」という記述も見たことがあります。

いずれも、標準の(説明書きに記されている)乾燥時間よりも数倍長い時間です。

 

表面が【乾燥】した状態になるまでの時間と、内部までしっかりと【完全乾燥】するまでの時間は違う。

または「乾燥した状態」と「完全硬化した状態」や「その塗料がしっかりと硬化し、木材や下塗り剤にしっかりと定着して性能を発揮する状態」は違う、ということでしょうか。

 

では、ワトコオイル2回塗り後、「24時間乾燥後(説明書き通り)」と、2日後、1週間後では、防水性に違いが出るのか。実験してみました。

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用意したのは以下の3種類。

  1. ワトコオイル2回塗り(ウェット研磨無)
  2. ワトコオイル2回塗り(2回目を#400の耐水ペーパーでウェット研磨)
  3. リボス カルデット2回塗り(ウェット研磨無)

2回目の塗布・拭き取りから、以下の4種類の時間経過後に

水を垂らして3時間放置し、拭き取り後の様子を確認しました。

  1. ≪24h後(1日後)≫
  2. ≪48h後(2日後)≫
  3. ≪1週間後≫
  4. ≪2週間後≫

※最初に実験した『ワトコオイル2回塗り(ウェット研磨無)』は

 ≪72h後(3日後)≫にも実験しましたが、

 2日後とあまり変わりませんでした。

 そこで、他の2つでは≪72h後(3日後)≫は行わず≪2週間後≫を追加しました。

 

結果は…

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木材自体の模様もあるので、写真では少々見えにくいですが…

(特にウェットっ研磨は、写真では模様で薄くなっている部分と水で白っぽくなった部分が同化してかなり見えにくいです💦)

肉眼で確認するとはっきりわかる部分に印をつけると、↓。

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ワトコオイルでは、

乾燥後24h~72h(1~3日)しか経過していないと色褪せや水染みが生じます。

1週間経過後だと、2回塗りでもほとんど解らない程度の色褪せになり、ウェット研磨では色褪せも水染みも生じません。

 

リボスカルデットでは、2回塗りでも乾燥翌日から水染みが生じません。

 

以上のことから、ワトコオイルでは乾燥時間により防水性に差が生じること、

ワトコオイルの防水性が発揮させるには、1週間程度乾燥させることが望ましいと言えます。

 

【乾燥時間】による防水性の変化ー【まとめ】

ワトコオイルでは、≪2日後≫までと≪1週間後≫では色褪せ・輪染みの有無に明確な差がありました。

ウェット研磨では、1週間後では水の影響は見られませんでしたが、1日後・2日後では輪染みができてしまいました。

ウェット研磨無の2回塗りでは、1日後と2日後ではぱっと見でもわかる程度の輪染み(色落ち)が生じ、1週間後ではごく僅かな色褪せがありました。

 

水に濡れる機会の多い場所の家具製作にワトコオイルのみで塗装する場合には、少なくとも1週間乾燥させた後に使用することをお勧めします。

 

 

薄いと輪染みができやすい?

ワトコオイルは2回塗りが標準です。

1回目はたっぷりと。内部まで浸み込ませるために、少々ダクダクに塗ります。

15~30分放置してオイルを十分に浸透させてから拭き取り、

2回目を塗るのが基本です。

必要に応じて重ね塗りやウェット研磨をすると保護力が高まるとのこと。

 

でも、薄めに塗った色合いが気に入って、「このくらいの濃さがいいな…」と重ね塗りを躊躇することもあると思います(私はよくあります)

 

でも、仮にワトコオイルに防水性があったとしても、薄くしてしまえばその分保護力は低くなりますよね💦

そこで、以下の4つにおいて防水性がどのように変化するのか確認してみました。

※ワトコオイルは【ドリフトウッド】を使用。

  1. ワトコオイルを薄塗りしたもの
  2. ワトコオイルを標準2回塗りしたもの(1回目をたっぷり
  3. ワトコオイルを標準塗りし、2回目でウェット研磨したもの
  4. ワトコオイル【薄塗り1回】に防水性の高い上塗り剤を塗布したもの

※水性ウレタンニス、クノス、クリアペーストグレーズ(ペースト状の油性ニス)

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【霧吹き実験】…撥水性と防水性(水の浸透)の確認

ワトコオイル塗布面に霧吹きでまんべんなく水を吹きかけ、

直後の様子と1時間後の様子を確認します。

 

霧吹き直後

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霧吹き直後(上の写真)の様子を見ると、

ワトコオイルのみでは『たっぷり』『ウェット研磨』でも、水はべちゃっと広がり、

撥水はしていません。

防水性のある上塗り剤を塗布したものは水が粒上になり、しっかり撥水されています。

 

撥水性、という面では、薄く塗ってもたっぷり塗っても、塗り重ねてウェット研磨をしても特に向上しない、と言えそうです。

 

霧吹き1時間後

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水をかけて1時間経過すると、ワトコオイルのみでは水が減っています。

薄く1回塗っただけでは、水は完全に浸み込んでしまい、表面には全くありません。

 

2回以上塗り重ねた場合には、『薄く』『たっぷり』『ウェット研磨』で明確な違いは確認できませんでした。

ただ、わずかではありますが、水の残り具合は

『薄く』<『たっぷり』<『ウェット研磨』

のように見えました。

 

防水性を期待したい場合は、薄く塗るよりもたっぷりと、だた塗り重ねるよりもウェット研磨をしたほうが安心である、とは言えそうです。 

 

上塗り剤を塗ったものは、直後と変化がありません。水は小さな粒状のまま残っています。

 

長時間濡れた状態が続く場所では、ワトコオイルだけでは木材内部の腐敗が心配なので、上塗り剤を塗布するのが安心かと思います。

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【水滴実験】…防水性(水の浸透/輪染み)の確認

塗装面にコーヒー(カフェオレ)、水をそれぞれ垂らして放置し、

拭き取った後の様子を確認します。

放置時間は≪3時間≫ と ≪6時間≫。

水染み、輪染み、色褪せ等を確認します。 

 

水滴実験3時間

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1回目を薄く塗ったものでは、特に「水」を付けた部分が濡れ、くっきりと跡が残っています。

乾燥すると見えなくなりましたが、塗れた部分が色褪せ、毛羽立ちが見られました。

1回目をたっぷりと塗ったものでは、塗れた跡はありましたが乾くと跡はなくなり、特に色褪せや毛羽立ちも見られませんでした。

ウェット研磨したものは、触ると湿った感じはするものの、水の跡は残らず、乾燥後もツヤが保たれていました。

上塗りしたものは、拭き取り後に水分は残らず、跡も湿り気もありませんでした。

 

水滴実験6時間

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6時間後では、時間の経過とともに液体が拡がり、コーヒーと水の距離が近かったために混ざってしまっていました。

コーヒーは浸み込みにくいのか、3時間で水の跡がついた部分にも跡がついていません。

 

そこで、水とコーヒーが混ざってしまった『1回目薄塗り』『1回目たっぷり』『ウェット研磨』で、水のみで実験をやり直すことにしました。

 

※『上塗り』面では水がそのまま残っており、拭き取り後は水の跡も湿り気も有りませんでした。

 

水滴実験6時間…やり直し

青色の点線内、左寄りに水滴を垂らし、6時間後の様子を見ました。

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『1回目薄塗り』では特に水染みが酷くつきました。

1回>2回>3回と塗り重ねるごとにシミは薄くなっていますが、3回塗りでもぱっと見ではっきりわかるほど目立つ輪染みになっています。

 

『1回目たっぷり』では1回塗りだとぱっと見でわかる程度、2回塗り(標準の塗り方)ではよく見るとわかる程度に輪染みが着きました。3回塗りでは塗料が染み出したような跡が僅かに着きましたが、修復が困難なほどではなく、目立ちません。

 

『ウェット研磨』は1回だとわずかにシミになっていますが、目立たない程度です。

 

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薄いと輪染みができやすい?ー【結論】

霧吹き実験にて、『薄く1回塗り』したものと『たっぷり1回塗り』したものでは、水の浸み込みにくさに明確な違いが見られました。

 

水滴実験6時間では、『薄く1回塗り』したものと『たっぷり1回塗り』したものでは、どちらも塗料が染み出したような輪染みがつきましたが、『たっぷり』のほうが塗料の染み出しが少ないように見えます。

 

塗り重ねると違いが明確になります。薄く3回塗りでははっきりとした輪染みになっているのに対し、たっぷり3回塗りでは輪染みは確認できません。

さらに、1回目を薄塗りして3回重ね塗りしたもののほうが、たっぷりと1回だけ塗ったものよりも輪染みが濃くついています。

 

 

以上のことから、

  • ワトコオイルを薄く塗ると防水性が低くなってしまうこと、
  • 1回目を薄く塗ると、その後に塗り重ねても防水性は低いままになること

が言えます。

ワトコオイルの防水性を高めるためには、1回目をたっぷりと塗り、内部によく浸透させてから重ね塗りすることが重要のようです。

 

重ね塗りをするほど防水性は増す?

霧吹き実験を見てみると、塗り重ねによる撥水性の向上は確認できませんでした。

塗り重ねたものでも水はべちゃっと広がり、粒状にはなりません。

ただし、『ウェット研磨2回』と『ウェット研磨3回』を比較すると、ウェット研磨の方に水の盛り上がりがあり、若干ですが水を弾いているのかな?という感じはありました。

 

次に、水の浸み込みにくさ、という点では、

霧吹き実験1時間後で、『薄く1回』では完全に水が浸み込み切ってしまいましたが、『薄く2回』『薄く3回』では水が残っていました。

ただ、2回と3回での明確な違いは見られなかったので、重ね塗りすれば単純に防水性が向上するというよりは「ある程度の濃さがあれば一定の防水性(浸み込みにくさ)が得られるが、重ね塗りをした分だけ水をガードする効果が上がり続けるわけではない」というものかと思われます。

 

輪染みについて、6時間の実験結果を見ると、『薄く』『たっぷり』『ウェット研磨』のどれも、塗り重ねるごとに輪染みが少なくなっています

重ね塗りをすることで、木材内部の保護力が向上し、結果として水が染みても輪染みができにくくなると言えそうです。

 

以上のことから、

内部への水の浸み込みにくさ、という面では、重ね塗りの回数は関係なく、ある程度の塗布量があれば一定の防水性(浸み込みにくさ)は保たれるといえるでしょう。

水染みのできにくさという面では、重ね塗りをするほど防水性は高くなります。

その際、薄く塗り重ねるよりも、1回目をたっぷりと塗ってから塗り重ねる方が水染みは出来にくくなります。

ウェット研磨を重ねるとさらに水染みは出来にくくなると言えます。

 

ウエット研磨の効果は?

ウェット研磨とは、オイルが乾かないうちに濡れた状態で研磨をすることです。

こうすることで、研ぎ粉とオイルが木材に刷り込まれてツヤが出るとともに、

研ぎ粉が木材の隙間に入り込んで滑らかな表面になります。

 

ウェット研磨を重ねることで、よりしっとりとした肌触りになります。

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霧吹き実験1時間後では、『薄く』『たっぷり』と比べると、『ウェット研磨』は濡れたままの範囲が広く残っている量もわずかに多く感じました。

※ただし、ウェット研磨を重ねても、明確に浸み込みにくさが向上するわけではありませんでした。

 

水滴実験6時間では、『薄く』『たっぷり』と比べて明らかに輪染みが少ないという結果が得られました。ウェット研磨2回、3回では、うっすらとした輪染みさえ確認できません。

 

また、今回のウエット研磨では同じ#400の耐水ペーパーを使用しましたが、

耐水ペーパーの番手を上げながら4回までウエット研磨を繰り返した木材で霧吹き実験を行ったところ…

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ウェット研磨3回、4回になると、明らかに水を弾いており、また水もほとんど残っています。

 

以上のことから、ウェット研磨は撥水性、防水性の向上に有効であり、

3回行えば輪染み防止にも効果があるということができると思います。

 

※こちらの耐水ペーパーは、コスパが良くダイソーのハンドサンダーにもピッタリ😊

 おすすめです💛

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塗布する木材による違い…防水性/水性ウレタンニス上塗り可否

同じワトコオイルを同じように塗っても、塗布する木材によって防水性に違いが生じます。

 

今回改めて実験しませんでしたが、以下の記事にて100均木材/SPF材それぞれにワトコオイルを塗布して防水性実験を行いました。

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実験結果は以下になります。

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100均木材では、シミは残らなかったものの、3時間でも水に濡れた跡がくっきりついており、6時間では濡れた部分が褪せて毛羽立ってしまっていました。

対してSPF材では、3時間では変化がなく、6時間でも「よく見るとうっすら褪せたかな?」程度でした。

 

この点から、100均木材(桐/広葉樹)とSPF材(針葉樹)のように、木材自体の防水性が異なると、それに応じてワトコオイルの防水性にも差が生じると言えます。

 

 

また、水性ウレタンニスの上塗り可否も、木材により異なります。

下記の記事でニスの上塗り実験をしてみたところ…

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油性ニスは、100均木材でもSPF材でも剥離しませんでしたが、

水性ウレタンニスは、100均木材では剥げてしまいました。

SPF材では水性ウレタンニスでも剥離しませんでしたので、ワトコオイルに水性ウレタンニスを上塗りする場合は、SPF材を使用するか、試し塗りをして確認することをおすすめします。

 

ちなみに、水性ウレタンニスを上塗りする場合は、ワトコオイルは最低でも3日間、できれば1週間ほど乾燥させましょう。

 

 

まとめ

ここまでの実験結果をまとめると、以下のようになります。

 

①ワトコオイルのみでも、1回目をたっぷりと塗って3回重ね塗りすれば、濡れたまま6時間放置しても水染みができない程度の防水性が得られる。

 

②ウェット研磨を3回行うことで、撥水性・防水性を向上させることができる。

ウェット研磨を繰り返す際には、耐水ペーパーの番手を#400→#800→#1600とあげるのが望ましい。

 

③『薄く1回塗り』の色合いを保ちつつ防水性を持たせるには、油性ニスや水性ウレタンニス等上塗り剤を利用するのが望ましい。

3日~1週間乾燥させてから上塗り剤を塗布する。

ただし、水性ウレタンニスを選択する場合は、木材の種類に注意する。

→≪100均木材/桐/広葉樹≫はNG、≪SPF材/針葉樹≫はOK

 

④乾燥時間は重要。ウェット研磨をした場合でも、塗れる場所で使用する際は1週間程度乾燥させるのが望ましい。

 

ダイニングテーブルやデスクには使えるの?

ウェット研磨を重ねれば、6時間の水分放置にも耐えうる防水性が得られます。

ただし、塗布する木材や浸透具合にも左右されるため、ワトコオイルだけでは若干の不安が残ります。

 

メンテナンスをしても、1週間乾燥させることが望ましいため、できれば上塗りするのがおすすめです。

 

クリアペーストグレーズ(油性ニス)なら、作業時間も少なく、ムラなく塗り広げることができ、質感も大きく変わらないのでおすすめです😊

 

安全性に配慮したい場合は、食品衛生法に適合している和信の水性ウレタンニスが望ましいのかもしれませんが、個人的にはメンテナンスが簡単なリボス塗料の≪クノス≫がオススメ。

 

 

もっといえば、≪リボス カルデット≫でワトコオイルの色合いを作って使用するのがおすすめです😊

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今後は、≪上塗り剤のおススメはどれ?≫についての実験記事を書こうと思っています。

 

長々となってしまいましたが、ここまでお読みいただき、ありがとうございました😊

 

 

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1000円~1600円【送料無料】【レビュー高評価】商品を集めてみました✨

こんにちは(*^^*)

素人DIYerで うつ病主婦の なつみかん です✨

 

9/19から始まった楽天お買い物マラソンも、もう中盤。

皆さん、お買い物はお済ですか?(*´ω`*)

 

私は、まだこれからです💦

欲しいものがいくつかあるのですが、送料が高くて💦

なんとか39ショップでまとめて買えたら…と、検索途中です😊

 

それと、ポイントアップのため1000円~1600円【送料無料】の商品も引き続き探しています😊

今日は、1000円~1600円【送料無料】の商品のなかでも、特にレビュー評価が高いものをご紹介しますね✨

 

 

 

1.美味しい!国産カットわかめ

レビュー評価 【4.68 / 1,411件】


 

戻し簡単🎵シャキシャキ美味しい国産わかめです✨

国産ワカメはスーパーだと16gで300円前後。

こちらは90gで1,120円。かなりお得! 買って損はないです✨

 

2.ウッドビーズのカーテンタッセル

レビュー評価→4.57 / 100件✨


 

こちらはとにかくオシャレ💛

とても可愛い!気に入っている!というレビューが多いです(⌒∇⌒)

 

3.廊下、クローゼット、キャンプ、防災にと用途色々✨人感センサーライト

レビュー評価 →【4.47 / 606件】


 

 

付属のねじや両面テープで、どこでも簡単取り付け♪
マグネット台座なので、ライトの向きを簡単調整♪
クローゼット はもちろん、 階段 ・ 寝室 ・ 廊下
玄関 ・ キッチン など様々な場所に設置可能です✨

本体を取り外しても、使用でき
常時点灯ONモードにも切り替え可能なので
懐中電灯 代わりにも✨
停電 のときや、 アウトドア の夜の移動時
ちょっとポストの中を確認しに行くときなどにも便利♪

 

4.リピ確定💛めっちゃ美味しいフロランタン

レビュー評価→ 【4.86 / 263件】


 

 


数々の名店で修業を重ねた主人がつくり上げる、
アーモンドの風味漂うフロランタンです💛

1000円ポッキリ。5袋と少なめですがとても石工、満足度の高い一品です😊

 

クッキー部分が薄い方が好き…という方は、こちらがオススメ💛

B6サイズ、たっぷり大満足のフロランタンです😊


 

 

5.番外編/えびの粉末

こちらは一つ550円(送料無料)。

国産(香川県伊吹島沖産)のえびをまるごと粉末にしてるから、

ひと匙でどんなお料理もワンランクアップ💛

これからの季節、温かいメニューが美味しいですね😊

味噌汁やお吸い物などの汁物や鍋、うどんにラーメン、パスタ、チャーハンにも✨


 

 

 

楽天ROOMのコレクションに、買い回りに最適な商品を集めてみました✨

良かったらぜひ遊びにいらしてください😊✨

room.rakuten.co.jp

 

また、1000円~1600円【送料無料】かつ『買ってよかった』商品について、

↓の記事でご紹介しています😊

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皆さんのお買い物のお役に立てたら幸いです😊

ではでは

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました💛

 

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最近、こちらのお鍋を買いました✨

大きくてオシャレで、こびりつかず汚れもスルッと落ちます😊

おでんや豚汁など、たっぷり作れますよ💛秋の味覚を楽しみましょ~♪

 

 

 

買い回りでポイントアップ✨買ってよかった1000円~1600円送料無料商品✨【楽天お買い物マラソン】

 

こんにちは(*^^*)

素人DIYerで うつ病主婦の なつみかん です✨

 

昨日9/19 20時から、楽天お買い物マラソンが始まりましたね(*´ω`*)

 

お買い物マラソンでは、ポイントアップの他、各種クーポンも発行されて、とってもお得にお買い物が出来ちゃう

 

私はマラソン期間中はいつも、食品、日用品と子ども服をまとめ買いします。

レジン液やDIY用品もこの期間に。

まとまった買い物をする時は、マラソン中が1番✨

結構バカに出来ないポイントが戻ってきますよ😊

 

 

期間中、1ショップ合計1,000円(税込)以上の購入で獲得ポイントがアップしていきますので、まとめ買いをする時は特に、1,000円~1,600円程度の送料無料商品を合わせて買うのがおすすめ(*^^*)

 

もちろん、ポイントをあげる為に不要な買い物をしても意味がないので、お得な食品や必ず使う日用品が良いですよね✨

 

今回は、お気に入りの1,000円~1,600円程度の商品をご紹介します😊

 

買ってよかったオススメ品

1.鍋にかけられるお玉

これは長年愛用してます(⌒∇⌒)


 

掛けたまま蓋も出来て、調理中に腕に引っ掛かかりにくい‼️✨

子ども達がお手伝いしてくれる時も安心です✨

 

2.美味しい!使いやすい!バラにんにく💛


 

これは本当に美味しくて使いやすいので、何度もリピしてます✨

大粒なので、とっても使いやすい✨

バラしてあるので冷凍保存するにも便利です😊

野菜スープや炒め物など、料理が劇的に美味しくなるので、

我が家では冷凍する暇もなく、すぐに使い切ってしまいます💦

とってもおすすめです😊

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3.丈夫で長持ち✨泡立ち&泡切れ抜群のサンサンスポンジ✨


 

 

これは本っ当~に長持ちします✨

泡立ちも泡切れも抜群で、ちょっと感動しちゃいました✨

固い研磨面がないので、こびりつきがある場合は重曹を併用してました😊

数が月使った後、洗面所やお風呂掃除用にしましたが、

とにかく水切れがよいので洗面所掃除にも最適なんですよ💛

 

ちなみに、これからの季節は鍋物が増え、こびりつきも増えそうなので…

今はダスキンスポンジを使っています😊

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4.計量もできる✨万能調理スプーン


 


 

 

これ、本当にオススメなんです💛

先端が浮いて、計量もできるシリコンの調理スプーン✨

混ぜたり炒めたりすくったり…

つくねやハンバーグくらいの大きさならひっくり返したりもできます✨

毎日使ってます💛 先端が浮いて衛生的💛

 

↓この記事のレシピは材料を混ぜるところから焼いて取り出すまでこれ一つ💛

natsumikandiy.hatenadiary.jp

 

5.美容に✨健康に✨『極プラセンタ』サプリ

 


 

プラセンタだけじゃない!✨

ヘム鉄やビタミンB群など、女性に嬉しい成分がたっぷり配合されてます✨

私は鬱病になる前から貧血気味で、鬱病になってからは酷いめまいや立ち眩みに悩まされていました。

そのため、これまでは鉄分サプリを飲んでいたのですが…このサプリが届いた後にちょうど切らしてしまって💦

でも、これを飲んでると問題ナシ💖(*´ω`*)

以来、このサプリを愛飲しています😊

 

私はまだ、入浴してもシャンプーと体を洗うのがやっとで、洗顔もろくにできていません…が、このサプリのおかげか、お肌の調子は良いです😊

また私の場合は、プラセンタを摂っていると生理痛がなくなります。とっていないと、足の付け根の感覚がなくなるほどの痛みがあるし、異常な食欲や情緒不安定がひどいのですが、それらもかなり軽減されます✨(あくまで、個人の感想ですが💦)

もうやめられません💛

 

今なら(2021/09/26  09:59まで)50%ポイントバックでお得です💛

 

 

1,000円~1,600円【送料無料】商品集めてます✨

楽天ROOMのコレクションに、買い回りに最適な商品を集めてみました✨

良かったらぜひ遊びにいらしてください😊✨

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私も色々購入予定です😊↓


 

 


 

 


 

 

 

皆さんのお買い物のお役に立てたら幸いです😊

ではでは

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました💛

 

 

 

【開始2時間限定! 50%OFFクーポン!】楽天お買い物マラソンは本日9/19 20時から💛

 

 

こんにちは(*^^*)

素人DIYerで うつ病主婦の なつみかん です✨

 

本日9/19 20時から、楽天お買い物マラソンが始まりますね(*´ω`*)

 

 

お買い物マラソンでは、ポイントアップの他、各種クーポンも発行されて、とってもお得にお買い物が出来ちゃう😊

 

お買い物マラソン開始2時間限定の【50%OFFクーポン】なんかもあって、とってもお得なお買い物チャンスなんですよね😊

【楽天市場】お買い物マラソン│最大50%OFFクーポン

 

私は鬱病のため疲れやすく、いつもは時間をかけて購入品を選んでいるため、

今までは、開始2時間のクーポンはあまり見ていなかったのですが…

 

ちょうど購入しようと思っていたものが、50%OFFクーポンの対象に!

これは嬉しい!

↓こちらのページからもクーポンが獲得できます😊

特集|ライズ

 

 

それがこれら↓ 

①マスクも収納できるティッシュケース

 

②ワンタッチで畳めるシーツハンガー✨

 

③作業効率アップ✨掛けて良し、置いて良しのキッチンゴミ箱✨

 

コチラのショップさんでは、他にも良いもの盛りだくさん♪

楽天ROOMにコレクションを作ったので、ぜひぜひ遊びにいらしてください😊💛

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その他、たくさんのショップさんでも50%OFFクーポンを配布しています😊


 

 

対象商品のコレクションもありますので、よかったら😊

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良いものをお得にゲットできたら嬉しいですよね💛

皆さんも素敵なお買い物ライフを😊

 

ではでは

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました✨

 

 

 

 

今日(9月10日)は楽天でお買い物♪ 楽天スーパーセールのお得商品✨

 

 

こんにちは(*^^*)

うつ病&素人DIYerの なつみかん です(*´∇`*)

 

今回の楽天スーパーセールも、残り僅かとなりました(*^^*)

 

楽天スーパーセールは、

楽天市場で定期的に開催されるイベントの中でも、

最もお得なセールイベント(*´ω`*)

 

ショップ買い回りによるポイントアップや、

割引商品(半額以下のものも✨)、

クーポン配布に、各ショップの独自セールがあります✨

 

ゲリラ的なポイントアップイベントも嬉しいですよね😊

 

 

今日は、

今まで買ってよかったものでかつ今回のスーパーセールでお得になっているものと、

お得なので購入予定のものを書いていきます✨

 

買ってよかったオススメお得商品

1.キッズ ボアジャケット

3999円 → 2799円

一昨年、150の長女に160を購入。 大きすぎず、ゆったりしてて可愛いから、長女も気に入ってくれました✨

リバーシブルなので、その日の気温やコーデに合わせて変えて楽しんでましたよ✨

160になった今もお気に入りです😊

ちなみに、私が買った時はSALEで3,900円くらいでしたが、今もっと安く買えます💛

 

2.大風量で髪に潤い✨ヘアドライヤー

9,588円→4,380円【送料無料】

熱くなり過ぎず、快適な温度でスピード乾燥できます💖

マイナスイオン発生で、ダメージ修復&潤い✨

子どもにも安心して使えて、傷んだ髪も明らかにサラサラになりました😊

私は鬱病になってから入浴がしんどくてリンスができないのですが、

リンスなし&今までの高温ドライヤーで傷みまくってた髪が…✨おススメです💛

 

3.男性にも✨高見えミニ財布💛

2,090円→ 1,672円 
小さいけれど高機能💛スキミング防止機能付きです✨

小さな財布を探していた父にブラックを購入。

カードも取り出しやすく、手に馴染んで使いやすいと、とても喜んでくれました😊

高級感があって、ブラックなら男性が持っても違和感がありません💛

 

めっちゃお得💛購入予定品!

1.オシャレ&コンパクト💛水捨て不要のコンパクト除湿機

3,999円 →1999円

【水捨て不要‼️】のオシャレな除湿器💖
専用のスタンドにセットするだけで乾燥✨繰り返し使えて経済的✨
スリムでコンパクトだから、あらゆる場所で使えます✨

クローゼット、靴棚、本棚、車内等に✨

私は、湿気がたまりやすい子ども部屋に使うつもりです😊

 

2.しわ伸ばしと除菌が同時にできる💛ハンディアイロン

16,600円 → 2,999円✨!

ハンディアイロンでこのお値段!レビューも良し!これは買いです~💛

子ども達が干してくれた洗濯物…シワが着いちゃってることもあるので、リカバリの為に✨

除菌もできるから、今の時期持っておきたいアイテムですよね💛

 

3.糖質ゼロの酵素ドリンクでダイエット💛

12,150円→ 5,468円 ✨

ファスティングダイエット、意外と簡単できつくないんですよね😊

根性のない私が唯一成功するダイエットです✨

3本は欲しいけど、1万円くらいかかっちゃう💦…のに、コチラはお買い得💛

美味しくなければ続かないので、レビューで美味しいと多く書いてあるものを選びました😊

酵素ドリンクって、意外とシロップ入ってて甘いんですが、コチラは糖質無💛

これは期待できそうですよね💛

 

SALE品、まとめてます💛

今回のSALE、この他にもお得商品がいっぱいあります😊

楽天ROOMのコレクションにまとめてありますので、良かったらぜひ覗いて見てくださいね✨

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DEAL(ポイントバック)品のコレクションもあります✨

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皆さんも是非、お得商品をゲットしてくださいね😊

ではでは✨よいお買い物ライフを💛

 

 

【水性ウレタンニス編】ワックス→ニスの上塗りまとめ。油性ニス/水性ウレタンニスの実験結果✨~ブライワックス、オールドウッドワックス~【塗料】【DIY】

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こんばんは(*^^*)

素人DIYer なつみかん です✨

 

DIYで人気のワックス塗料。

ブライワックス≫や≪オールドウッドワックス≫、≪ヴィンテージワックス≫などが特に人気です(^▽^)

 

特別な道具や技術が不要で、乾燥時間も短く、初心者でもムラなく簡単&手軽に塗れるので、DIYにおすすめの塗料として様々な記事で紹介されています。

 


ただ、このワックス塗料。よくよく調べてみると実は…、
【水や熱に弱く】、それをカバーしようにも【上塗りできない】
というデメリットがあるようです。

 

でも…あきらめきれずに更に調べてみると、

≪”ブライワックスに油性ニスや水性ウレタンニスを上塗り”して”防水性をアップ””色落ちを防ぐ”≫なんていう記事や動画もあったりして💦

 

結局上塗りできるの?できないの?💦

塗料は決して安いものではないし、せっかく揃えたのに失敗なんて嫌ですよね(>_<)

 

そこで以前、ワックスにクリアペーストグレーズ(ペースト状の油性ニス)』を上塗りし、色落ち、色剥げ、防水性について確認した記事を書きました。

www.natsumikandiy.com

 

結果は以下。

  • 油性ニス塗装時に色剥げする
  • 防水性は向上する
  • 乾燥後の剥離は起こらなかった
  • 油性ニス乾燥後は色移り(色落ち)しない


乾燥後は剥離することもなく、防水性を向上させることはできましたが…
ニス塗装時のワックスの剥げが酷い。
剥げた色も恰好いいので、これはこれで良いとも思いますが…
色合いは大分変わってしまったので、『色を統一させつつ必要な箇所だけ防水性を向上させる』という目的は果たせないことが解りました。

 

では、水性ウレタンニスはどうでしょうか。

今回は、ワックス塗料に水性ウレタンニスを上塗りし、上塗り時の塗料剥げ、ニス乾燥後の剥離と防水性について実験してみました。

また、前記事と同様、ワトコオイルとの比較もしています。

結果を記事末尾にまとめてありますので、結果のみ知りたい方は目次から≪まとめ≫に飛んで見てくださいね😊

 

 

 

使用したもの

使用したワックス

今回使用したのはオールドウッドワックスです。

 
ワックスには、≪防水性は低いものの着色が同時にできるタイプ≫のものと、

≪クリア仕上げで防水性もそこそこ期待できるタイプ≫があります。

 

オールドウッドワックスは、ブライワックスと同じく着色が同時にできるタイプのワックスで、主成分もブライワックスと同じ「蜜ろう」です。

オールドワックスは、ブライワックスよりも色移りしにくいといわれていますが、やはり入念に拭きあげをしても色移りがありました。

なので、オールドウッドワックスとブライワックスは、色移りや剥離、防水性に関して同等の実験結果になると私は考えています。


※アンティークワックスはブライワックス、オールドウッドワックスと同じく『蜜ろう』ですが、ヴィンテージワックスは『えごま油』が主成分です。

 そのため、色移りのしやすさ等は、ヴィンテージワックスでは異なる結果が得られる可能性があります。

 

オールドウッドワックスは、グレー系のカラーバリエーションが豊富で、古材風の塗装が楽しめます😊

 嫌な匂いがなく、延びが良くて、塗った後はすべすべの手触り💛おすすめのワックスです😊

 

使用した木材

使用した木材は、1×6材(SPF材/針葉樹)と100均木材(桐/広葉樹)です。

いずれも、ワックスを塗ってから数か月経ったものを使用しています。

ワックスはスチールウールで刷り込み、タワシで磨き、ウエスで入念に拭きあげていますので、拭き取りも乾燥も十分な状態です。

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※100均木材のワックスのみ(左端)の白い縦線は、以前の実験の際に貼ったマスキングテープをはがした際の剥げ跡です💦

 

 

また、比較材用として同じ木材にワトコオイルを塗布したものも用意しています。

ワトコオイルも以前(油性ニス上塗り)の実験時に用意したもので、塗布から数か月経過しています。

標準の塗り方である「2回塗り」で仕上げています。

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使用したニス

上の写真のように、ワックス、ワトコオイルを塗布した木材の右端に水性ウレタンニスを上塗りしています。

使用したのは、和信の≪水性ウレタンニス 透明クリヤー≫(艶あり)

つや消しクリヤーもあります。

和信の水性ウレタンニスは、食品衛生法に適合しており、食器などの食品に直接触れるものにも使用できるほど、安全性の高い水性ウレタンニスです。

液体のニス全般に言えることですが、塗布時には気泡や濃度(刷毛跡)、ホコリの付着などに注意する必要があります。が、初心者でも比較的使いやすいニスだと思います。

私は…広い面に綺麗に塗る自信はないですが💦

 

中央には、以前の実験で≪クリアーペーストグレーズ≫を塗布しています。

クリアーペーストグレーズは、ペースト状の油性ニスで、ウエスで塗り伸ばすタイプ。

ウエスで拭き取りつつ塗り伸ばすイメージなので、ホコリやムラを気にすることなく簡単に塗れるのに、高い耐久性を発揮してくれるおススメの油性ニスです😊

クリアーペーストグレーズについて、詳しくは以下の記事をご参照ください。

www.natsumikandiy.com

 

塗布時の色剥げ

 ワックス→水性ウレタンニス塗布時

 水性ウレタンニスは、食器洗い用スポンジでざっくり塗りました(2回塗り)が、

スポンジにワックスが付いてくることはなく、塗布時の色剥げはありませんでした。

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色落ちもなく、艶ありのニスを使用したため、SPF材では特にツヤが増しています。

100均木材ではツヤはあまり目立ちません。

 

ワトコオイルでも同様に、水性ウレタンニス塗布時の色剥げはありませんでした。

クリアーペーストグレーズ(ペースト状の油性ニス)塗布時には、

ワトコオイルは殆どの場合色落ちしませんでした。まれに色落ちする場合も、ワトコオイルの色合いに変化はありませんでした。

 

ニス塗布後の色移り

乾拭きした場合 

ワックスのみを塗布した面では、SPF材でも100均木材でも乾拭きでも色移りしました

油性ニス水性ウレタンニスを上塗りしたものは、色移りはありませんでした

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ワトコオイルは、ワトコオイルのみも上塗りした面でも色移りはありませんでした。

※今回は実験のためによく拭き取り、かつ乾燥後数か月経ったものを利用したためか、全く色落ちしませんでした。

 ただし、これまでの実験では、ウエスにワトコオイルの色が薄~くついてきたり、汚れのような黒っぽい感じのものが付いてくることがありました。

なので、ワトコオイルのみの場合は、塗装後の拭き取り加減や乾燥具合によって、拭き掃除の際に付近に若干色が付いてくることはあると思います。

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水拭きした場合

ワックスのみでは、乾拭き時よりも色移りがありました。

また、乾拭きのときには色移りしなかったSPF材でも色移りがありました。

油性ニス、水性ウレタンニスを上塗りした部分では、色移りはありませんでした。

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ワトコオイルのほうは、水拭きでも色移りはありませんでした。

※ただし、これまでの経験では、ワトコオイルのみだと色移りすることがありましたので、「ワトコオイルは絶対に色移りしない」というわけではありません。

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ニス乾燥後の剥離

SPF材の場合

SPF材では、カッターで×印に傷をつけた部分にガムテープを貼り、剥がしてみます。

貼ってから10分程度置いてから剥がしてみました。

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【SPF材】オールドウッドワックス

ワックスのみでは、かなりワックスが剝がれてきてしまいました。
ただし、剥がした跡がくっきりわかるような剝がれ方ではありませんでした。

油性ニスでは、剥がれはありません。

水性ウレタンニスは、ワックスのみの場合ほどではないものの、ワックスの剥がれが見えます。ただし、『水性ウレタンニスが剥がれた』跡はありませんでした。

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【SPF材】ワトコオイル

ワトコオイルの場合は、いずれも剥がれはありませんでした。

 

100均木材の場合

100均木材では、マスキングテープを貼って一晩置いてから剥がしてみました。

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【100均木材】オールドウッドワックス

ワックスのみでは、剥がれた部分(テープを貼っていた部分)がくっきりと解るほど剥げています。

油性ニス上塗りでは、ほんの僅かにワックスの剥げは見られるものの、跡は見られません。ニスの剥げも確認できませんでした。

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水性ウレタンニスでは、テープ跡がくっきりはっきり付くほどに剝げました

ニス自体ががっつり剥げてしまっています。

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【100均木材】ワトコオイル

ワトコオイルでは、ワトコオイルのみ油性ニス上塗りは、剥げは一切ありませんでしたが…

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水性ウレタンニスは、がっつり剥げました💦

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防水性実験

それぞれに【水】【カフェオレ】を垂らして3時間放置した後に拭き取ってシミのつき具合を見ました。

【ワックス】

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ワックスのみ

SPF材ではコーヒーのシミが、100均木材では水のシミとコーヒーのシミが着きました。

水分が乾いた後は、シミはSPF材でも100均木材でも白い輪染みとしてくっきりと残りました。

特に100均木材では、濡れた部分は表面がガサガサに毛羽立ってしまいました。

 

ワックス→油性ニス上塗り

SPF材にはシミはつきませんでしたが、100均木材ではコーヒーのシミが着きました。

ただし、あくまで濡れて濃く見えただけだったようで、乾燥後は消えました。

 

ワックス→水性ウレタンニス上塗り

SPF材でも100均木材でもシミはつきませんでした。

 

 

【ワトコオイル】

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ワトコオイルのみ/100均木材でのみ、水の跡がつきました。

が、これも乾燥後は消えました。

ただし、全体的に若干毛羽立ったように感じます。

(ワックスほどではありません。よく見ると…という程度です)

他は、全く変化は見られませんでした。


まとめ

以上をまとめると…

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ワックスでは

ワックスのみだと防水性が低く、濡らして放置すると酷い輪染みができます。

油性ニス(ペーストタイプ)を上塗りすると、ニス塗布時に色剥げはするものの、

防水性は向上し、ニス乾燥後の剥離もありません。

水性ウレタンニスを上塗りすると、ニス塗布時の色剥げもなく防水性も向上するものの、非常に剝がれやすいです。

 

水での輪染みも水性ウレタンニスの剥がれも、SPF材ではあまり目立ちませんが、

100均木材ではかなり目立ちます。

 

以上から、ワックスを使用する場合は、色移りやメンテナンスありきで使用するのが望ましいといえます。

 

防水性を付加したい場合には、

→ワックスの色がかなり薄くなっても良いのであれば、油性ニスの上塗りがおすすめ。

→水性ウレタンニスならワックスの色剥げもなく、さらにSPF材であれば乾燥後の剥離も少ないと思われますが、それでも剥離の可能性がないとは言えないませんので、あくまで自己責任で。一度実際に試してから塗布することをお勧めします。

 

ワトコオイルでは

SPF材では、ワトコオイルのみでも水染みはできにくく、油性ニス塗装時の色剥げも水性ウレタンニス乾燥後の剥離も見られません。

ただし100均木材では、ワトコオイルのみでは水分が乾燥するまではシミのように見え、濡れた部分には若干の毛羽立ちがありました。

そのため、水拭きしたい場所ではこまめなメンテナンスが必要になります。

防水性向上のために上塗りする場合は、水性ウレタンニスでは剥離しやすいため、油性ニスがおススメです。

 

 

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おわりに

オールドウッドワックスやブライワックスなどのワックスは、水に非常に弱いです。

また、色移りしやすく熱にも弱いため、テーブルやデスクにはお勧めできません。

入念に拭き取りをすると色移りは軽減できるようですが、15×45cmでも汗だく&筋肉痛になるほどなので…

水に濡れないものや、体に触れないもの、小物に使うのがお勧めです😊

 

ただ、拭き取り・磨きによって出てくる艶や、塗装後のすべすべとした手触りは病みつきになります✨

錆や汚れのようにつけてヴィンテージな質感にすることもできるので、DIYに慣れてきたら、是非ともチャレンジしてほしい塗料です✨

 

DIY家具の色を統一させたい、デスクの作ってみたいという方は、

ワトコオイルや、防水性のあるリボス塗料(カルデット/タヤエクステリア)などが使いやすいと思います😊

www.natsumikandiy.com

 

希望に合った塗料を使って、DIYを楽しみましょう✨

 

ではでは

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました😊

 

 

 

 

 

 

ワトコオイルとリボス塗料(カルデット/タヤエクステリア)どちらがおススメ?!比較してみました✨



 

こんにちは(#^^#)

素人DIYer歴8年。 なつみかん です。

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前回、前々回と、リボス自然健康塗料のカルデット、タヤエクステリアについてご紹介してきました。

 

リボス塗料は、食品に触れるものに使用できるほど安全性が高く、防水性も高いのでデスクやテーブルにも安心して使えます。(タヤエクステリアは屋外や水廻りにも向きます)

施工時の嫌な匂いもなく、スポンジなどでざっくり塗ってふき取るだけと、とっても簡単!初心者さんや小さなお子様、ペットと暮らす方に特におすすめしたい塗料です。

 

 

カルデットとタヤエクステリアは混ぜて使うこともできるので、オリジナルの色合いを作ることができるのも魅力の一つ。

配合によって、ワトコオイルにそっくりな色合いを作ることも可能なんです。

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ワトコオイルの色合いが大好きな私にとって、このことはかなり魅力的!!

すっかりリボス塗料の虜になってしまいました。

 

ただ、こんなにもリボス好きになった私は、もうワトコオイルを利用しないかというと…そうでもありません(`・ω・´)

やはりそれぞれに長所・短所があるからです。

 

そこで今回は、リボス塗料とワトコオイルについて、体験と実験結果に基づいて比較したいと思います。

 

※色合いの比較や、調色の色見本については、後日詳細を記事にしたいと思っています。

※また、ワトコオイルの防水性と上塗りについても記事を書く予定です。

 



施工の手軽さ

ワトコオイルリボス塗料も拭き取り塗布で、いずれも標準は2回塗り。

施工の簡単さという点ではほぼ同等です。

 

手間

いずれも良く撹拌してから使用しますが、リボス塗料着色剤が沈殿し塊になっていることが多いので、使用前に割りばしやスプーンなどでよく混ぜる必要があります。

この点、リボス塗料のほうがちょっとだけ手間です…が、

着色剤が固まったままスポンジや木材につけてしまっても、ムラなく塗り延ばすことができますので、時間をかけて混ざりきるまで頑張らなくても大丈夫です(#^^#)

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一方、ワトコオイル2回塗りしただけでは手触りがややザラザラしています。

質感や保護力を高めるため、ワトコオイルはウェット研磨が推奨されています。

カルデットタヤエクステリア2回塗りだけですべすべとした手触りになります。

 

同じ質感を得るためには、ワトコオイルのほうがウェット研磨の手間がかかることになりますね💦道具も、#400の耐水ペーパーが必要になります。

研磨はゴシゴシと力を入れる必要はないものの、塗り面積が広いと、結構な労力になります💦

 

作業時間

施工の手軽さを作業時間で考えると、ワトコオイルのほうが手軽です。

↓はワトコオイルとリボス塗料の標準的な塗り方です。

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ワトコオイルは、拭き取りから次の塗布までの放置(乾燥)時間が1時間で、ウェット研磨を数回繰り返しても、最終乾燥に入るまでの作業は1日で終わります

一方リボス塗料は、1回目の塗布→拭き取りから2回目の塗布の間、12時間の乾燥時間が必要になるため、どうしても塗装完了まで2日かかってしまいます。

 

「休日しかDIYできないから、塗装は1日で終わらせたい!!」という場合は、ワトコオイルのほうが手軽でよいですね(#^^#) 

 

ワンポイント

※カルデット、タヤエクステリアもワトコオイルも、木材内部に浸透させて木材を保護するオイルなので、1回目はたっぷり塗るのがポイントです。

※塗装道具は、刷毛やウエスと記述されていることが多いですが、私は100均の食器用スポンジを、塗り面積に合わせて小さくカットして使っています。

 刷毛だと洗浄液を用意して洗うのが手間ですし、ウエスだと塗料を吸い込んでしまって多くの塗料が必要になるからです。

 拭き取り塗布でムラの心配はないのですから、手軽に捨てられる食器用スポンジがおススメです😊

※ワトコオイルの詳しい塗り方は正規販売店HPをご参照ください

基本の塗り方 | ワトコの塗り方 | はじめての方へ | ワトコオイル | 北三株式会社

※ウェット研磨は何度か繰り返すとよりしっとりとした質感になります。

 その場合、耐水ペーパーを#400→#800→#1600とあげていきながら”1時間乾燥→『ウェット研磨→拭き取り』1時間乾燥→ウェット研磨”を繰り返します。最後は、『最終のウェット研磨→拭き取り』の1時間後に、表面に染み出したオイルを拭き取って、最低でも24時間(できれば1週間)乾燥させましょう。

 

 

 

コスパ

私は双方ともホームセンターで見たことがないので、実際にネットで購入できる金額で比較することしかできませんが…

 

ワトコオイルは、在庫状況やカラーによって値段が変動しやすいですが、大体1Lで3,000円前後。塗り面積は約10㎡/Lです。

リボス塗料のカルデット、タヤエクステリアは0.75Lで6.600円前後。塗り面積は約12.4㎡/Lです。

※リボス塗料のクノス、メルドスはカルデットよりコスパが良いです

 

最も小さいものだとワトコオイルは200mlで1,200円前後。リボス塗料は50mlで900円程度です。

 

 

ワトコオイルのほうがコスパが良いですが…安全性と防水性が高い点で、特別リボス塗料が高価だとも思いません。

 

コスパ比較については、↓の記事で詳細に書いています(#^^#)

よかったらご覧ください✨

www.natsumikandiy.com

 

カラーバリエーション

ワトコオイルは全7色。なかでもダークウォルナットが人気色です(#^^#)

素人でも簡単にヴィンテージな塗装ができるのが魅力です。

 リボス塗料は、カルデットは全14色、タヤエクステリアは12色+新カラー5色です。

カルデットのウォルナットは色見本よりも赤みが強くチークはオレンジがかっています。

タヤエクステリアは標準の2回塗りだと塗りつぶしたように濃く色づきます。

ワトコオイルのヴィンテージな色味が好きな方には、やや明るい、または濃いと感じるかもしれませんが、カルデットとタヤエクステリアは自由に組み合わせて調色することができ、調色によってワトコオイルのような色味を作り出すことも可能です。

 

 

 

ちなみに、ワトコオイルも混ぜてオリジナルな色合いを作ることが可能です。ナチュラルを合わせれば色味を薄くすることができます。

ただ、リボス塗料はタヤエクステリアを混ぜることで濃くすることもできるので、バリエーションという点ではリボス塗料のほうが勝っていると思います。

 

 

 

保存について

保存性は、ワトコオイルのほうが高く扱いやすいと思います。

 

リボス塗料は空気に触れると固まりやすく、瓶の縁にオイルが垂れたまま蓋を閉めると蓋がくっついてしまって開けにくくなることがあります。

縁についたオイルはウエスでよく拭き取ってから蓋を閉めましょう。

瓶の蓋が開けにくくなってしまったら…

  下の写真のようにガムテープを蓋に巻いて折り返し、そのまま開けると簡単に開きますよ🎵

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また、調色のために別容器に移してしまうと、翌日に2回目を塗布しようとしたら固まっていた…なんてことも💦

 

下の写真は、ワトコオイルとカルデットをそれぞれ別容器で保存し、24時間経過したものです。

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ワトコオイルは24時間後もさらさらした液状のままでしたが、カルデットは固まってしまっています。

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他色を混ぜ合わせて使う際は、2回分を一気に作って保存するのではなく、1回分ずつ調色するのがおすすめです。

 

  【追記】

上の写真は、2021/06/26の昼に作ったものを、翌日2021/06/27の昼に確認したものです。

24時間経過時点では、ワトコオイルは十分に使える状態でしたが、2021/06/29の昼に確認したところ、ワトコオイルも固まっていました。少量を別容器で保管する場合は、ワトコオイルでも2日以内に使い切ったほうがよさそうです。

 

また、リボス塗料は最も容量が少ないもので50ccから購入可能ですが、50ccの場合は瓶に入っています。

瓶入りのものは、残量が少なくなると(1割程度になると)固まりやすいです。

ワトコオイルは200㏄でも密閉できる容器に入っているので、最後まで使えます。この点で、ワトコオイルのほうが使いやすいと感じます。

 

 

防水性

実験の結果、ワトコオイルは撥水性、防水性ともにあまり期待できないことが解りました。水染みや色染みはできなかったものの、濡れた場所に色褪せや毛羽立ちが起こります。ワトコオイルの場合、長時間または頻繁に水に濡れる場所に使用するときは、クノスやジェルカラーニス等の上塗り剤を使用したほうがよさそうです。

 

 一方、リボス塗料(カルデット、タヤエクステリア)色褪せも毛羽立ちもなく、水や色のついた液体(カフェオレ)を長時間放置しても、拭き取り後は塗装直後と変わりませんでした。

 

防水性が必要な場所に使用する場合は、上塗り剤が不要な分、リボス塗料のほうが手軽です(#^^#) 

 

実験結果の詳細は後述しますので、興味のある方はご参照ください(#^^#)

 

安全性について

ワトコオイルは【環境対応型塗料】と言われており、その安全性については以下のような説明がなされています。

欧州規制に基づく「有害化学物質の供給に関する情報及び梱包」、英国健康安全委員会「健康に及ぼす環境規定」において、溶剤およびその他の構成物に、有害物質に分類されている成分は含有していません。

 

ただし、食器など直接食品に触れるものに使ってもよいか、というと、そういった記述は見当たりません。現状では、食品に触れるものに使って良いとも、使ってはいけないとも明言されていないようです。

個人的には、【食品衛生基準法に適合している】とか【食器にも使える】など名言されていないものに関しては、「そこまでの安全性は保障されていない」と判断し、使わないほうが無難かな…と考えています。

 

 

一方リボス塗料は、安全性について以下のように明記されています。

汗・唾液に対して安全性についてもドイツ規格(DINEN71part3)に合格していますので、幼児用製品、テーブルや食品に触れるものにも安心してお使いいただけます

リボス塗料はすべて食品基準で作られているので、テーブルや机など直接肌に触れる機会が多い家具にも安心して使えます。

また、前述のとおり防水性も高いので、テーブルやカフェトレイなど水に触れる機会の多い家具・小物を製作する際にも、上塗り剤を用意する必要がなく、使い勝手が良いですね(#^^#)

 

 

防水性実験詳細

100均木材(桐/広葉樹)とSPF材(1×12材/針葉樹)にカルデット、タヤエクステリア、ワトコオイルを塗布し、防水性実験を行いました。

ワトコオイル、カルデット、タヤエクステリアは、いずれも真ん中の列を標準の塗り方で塗装しています。

比較として、右列には、ワトコオイルには油性ニスを、カルデットとタヤエクステリアにはクノスを上塗りしています。

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霧吹き実験

霧吹き直後

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ワトコオイルは1回塗りもウェット研磨したものも、水が水滴にならずにべちゃっと広がっています。
カルデットの1回塗りは、ワトコオイル(ウェット研磨)と同様べちゃっとしています。
タヤエクステリアの1回塗りは、ワトコオイルやカルデット1回塗りよりは撥水しているが、やはりべちゃっとした感じです。

ワトコオイルにクリアペーストグレーズ(油性ニス)を上塗りしたものと、リボス塗料にクノスを上塗りしたものは、水滴が小さな粒になり、しっかり撥水しています。
カルデット2回塗り、タヤ2回塗りは、クノスよりは粒が大きいものの、しっかり撥水しています。

 

霧吹き1時間後-100均木材

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ワトコオイルにクリアペーストグレーズを上塗りしたものと、リボス塗料にクノスを上塗りしたものでは、小さな粒で撥水したまま、ほとんどすべて水が残っていました。

しかし、ワトコオイルのみの場合、ウェット研磨をしたものでも半分以上水がなくなっており、1回塗りではほとんど水が残っていませんでした。

カルデット、タヤエクステリアでは、1回塗りではほとんど水が残っていませんでしたが、2回塗りでは粒は大きいものの、撥水したまま殆どの水が残っていました。

 

霧吹き1時間後-SPF材

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ワトコオイルにクリアペーストグレーズを上塗りしたものと、リボス塗料にクノスを上塗りしたものでは、100均木材と同様、小さな粒で撥水したまま、ほとんどすべての水が残っていました。
ワトコオイルのみでは、ウェット研磨をしたものでも水が残っていませんでした。

カルデットは、1回塗りでは水が残っていませんが、標準の2回塗りでは大きな粒が撥水したまま残っています。
タヤエクステリアでは、1回塗りでも若干水が残っており、2回塗りでは大きな粒が撥水したまま残っていました。


霧吹き実験まとめ

ワトコオイルでは、標準の2回塗り(ウェット研磨)でも撥水性はなく

防水性(浸み込みにくさ)も期待できないことが解りました。

対してリボス塗料は、カルデットもタヤエクステリアも標準の2回塗りで高い撥水性と防水性を発揮します。

クノスを上塗りすると撥水性は高まります。

(タヤエクステリアでは1回塗りの上にクノスを塗っています)

 

濡れやすい場所にワトコオイルを塗布する場合は、クノスやクリアペーストグレーズ等の上塗り材を塗るのがよさそうです。

 

 

クリアペーストグレーズは、ペースト状の油性ニスです。ウエスで塗り広げるだけなので刷毛跡やムラの心配がなく、乾燥時間も短いのに防水性が高いので、ワトコオイルの上塗り剤として愛用しています(#^^#)

 残念ながら、現在は販売終了となっています。そのため、今はアサヒペンのジェルカラーニスがオススメです(#^^#)

 

※クノスは、リボス塗料の中でも特に高い防水機能を持つオイルです。
浸透型オイルでありながら表面層にごく薄い膜をはり、強靭な耐久性、撥水性、耐汚染性を発揮します。この膜は、木の呼吸を止めたりする事はありません。
その優れた耐久性から、ウッドデッキに使用されることもあります。

 

※水性ウレタンニスを上塗りする場合は、できれば1週間、最低でも2、3日は乾燥させてください。

 

水滴実験

塗装面に水、コーヒー(カフェオレ)を垂らして放置し、

3時間後/6時間後に拭き取った後の様子を確認しました。

 

水滴実験3時間-100均木材

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≪100均木材/3時間≫では、

タヤエクステリア1回塗り、カルデット・タヤエクステリア2回塗り、クノス上塗り、クリアペーストグレーズ上塗りには変化はありませんでした。

 

しかし、ワトコオイルではウェット研磨したものでも水が浸み込んだ跡が濃くつきました。(乾くと見えなくなりました。)
カルデットは1回塗りだと若干水の跡が見えましたが、乾くと見えなくなりました。

 

水滴実験3時間-SPF材

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≪ SPF材/3時間≫では、いずれも水染みやコーヒーの染みなどはありませんでした。

ただ、クノスを上塗りしたものは、かえって光を失ったような跡が残っていました。

 

水滴実験6時間-100均木材

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≪100均木材/6時間≫では、

ワトコオイルは、1回塗りだと全体的に色が褪せてしまい、毛羽立ちが生じました。
ウェット研磨したものでも、水に濡れていた部分が褪せて毛羽立っています。


カルデットとタヤエクステリアは、1回塗りだと水部分がわずかに褪せています。
ただし、標準の2回塗りではカルデットもタヤエクステリアも全く変化がありませんでした。


クノス上塗り、クリアペーストグレーズ上塗りにも全くは変化はなく、艶も保たれています。

 

水滴実験6時間-SPF材

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≪ SPF材/6時間≫では、

意外にも、いずれもコーヒーのシミや水染みなどはありませんでした。
しかし、乾燥後再度見てみると・・・

 

ワトコオイルは、ウェット研磨したものでも濡れていた部分が少し褪せていました。

カルデットとタヤエクステリアは、1回塗りでよーーーーーく見ると少し褪せている・・・?という感じ。

他、クノスを上塗りしたものが、目を凝らすとうっすらと光がなくなったような跡が見えました。


クリアペーストを上塗りしたものと、カルデットとタヤエクステリアの2回塗りは全く変化なし。シミもない綺麗な状態が保たれていました。


水滴実験まとめ

今回の実験では、ワトコオイルもリボス塗料(カルデット、タヤエクステリア)も、標準の塗り方でコーヒーのシミや水染みは出来ませんでした。

しかしながら、ワトコオイルでは100均木材でもSPF材でも、色褪せや毛羽立ちが確認できました。

ワトコオイルは、長時間または頻繁に水に濡れる場所に使用するときは、クリアペーストグレーズ等の上塗り剤を使用したほうがよさそうです。

 一方、リボス塗料では色褪せも毛羽立ちもなく、塗装直後と変わりませんでした。

 

 

 

※カルデットは、ホワイトではうっすらとコーヒーのシミが残ることがありましたが、

今回、茶系の塗料ではシミが着きませんでした。

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ワトコオイルとリボス塗料の比較まとめ 

いかがでしたでしょうか?(#^^#)

ワトコオイルとリボス塗料のメリット・デメリットをまとめると、以下のようなことが言えるかと思います。

 

ワトコオイルは、食品に触れるものにも使えるほどの安全性があるかについては不明で、防水性はあまり期待できません。そのため、ダイニングテーブル等への使用はあまりお勧めできません。

ただし、施工性が良く、色褪せが起きた場合でもメンテナンスが簡単です。

ワトコオイル単体で使用する場合、最終乾燥まで1日で完了できることも魅力の一つ。

また、保存性が高く、コスパも大変よいです。

単体でヴィンテージな雰囲気のある色合いを出せることも、大きな魅力です。

 

 

リボス塗料は、茶系でも赤みや黄味が強いものが多いです。ワトコオイルのようなヴィンテージな色合いは何色か混ぜて作ることができますが、固まりやすいので1回分ずつ作るほうが無難です。

2回目の塗布までに12時間の乾燥が必要になるため、塗装完了までの時間はワトコオイルよりも長いです。

ワトコオイルと同様施工性が良く、万が一シミが着いても上塗りするだけで修復することができます。

食品に触れるものに使えるほど安全性が高く、高い防水性も付加されますので、ダイニングテーブルやカフェトレイなど、濡れやすいものにも安心して使うことができます。

 

さらにまとめると、

・ワトコオイルは簡単・短時間でヴィンテージな色合いにできるが、

防水性には心配が残ることと、『食品に触れるものに使えるほど』の安全性は明記されていないため、

カフェトレイやダイニングテーブルには不向き。

 

・リボス塗料は調色すればヴィンテージな色を作れるが、保存には多少注意が必要。

だが、安全性が高く防水性も高いため、カフェトレイやダイニングテーブルにも安心して使える。

 

です😊

それぞれのメリット、デメリットを踏まえ、要望に合わせてご選択頂ければ幸いです(#^^#)

 

ではでは✨

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました💛


 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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