この記事は、2019/08/10に公開した記事をリライトしたものです。
こんにちは(*^^*)
素人DIYer なつみかん です(*´ω`*)
子どもって、マグネット大好きですよね(*^^*)
なので、ずーーっと前からマグネットのおもちゃを買ってあげたくて(*´ω`*)
壁でも遊べたら喜ぶだろうな~
ホワイトボードか黒板にできたらもっと良いな~と、
壁を「マグネットが付くホワイトボードor黒板にする方法」を模索しています✨
かれこれ2年くらい…💧
1度、マグネット塗料を試したことがあって、ちゃんと使えてるんですが…
さらに黒板かホワイトボードにするとなると、費用が(;・ω・)
あと、ペンキだとローラーを使っても、ムラ無く塗れる自信がないし、剥げたらやだし…
とかで、全然進まない( ´∀`;)
最近、塩ビパイプDIYに興味をもちまして。
塩ビパイプの塗装はスプレー塗装がラク✨
アイアン塗料を使わなくても、
ストーン調スプレーや黒板スプレーでアイアン風になる✨
という情報を仕入れたため、いそいそとスプレー塗料を集めていました。
で、ある日試しに黒板スプレーを、100均のプラ容器にスプレーしてみたところ…
ちゃんと書けた✨スプレーの方がムラが出にくいかも✨
↓
トタンやブリキ等の金属板に黒板スプレーすれば、マグネットも使える黒板になるのでは?!
↓
試しに、セリアのブリキプレートでやってみよう✨
というわけで、やってみました(*´∇`*)
作り方は、前回書いた「マグネットも使えるホワイトボード」とほぼ同じ。
サイズと、最初にブリキ板を塗装するところが違うだけです(*´ω`*)
ではでは、早速作り方をご紹介します✨
✨作りかたは簡単✨
- ブリキプレートを黒板塗装する。
- 板をカットする。
- 木枠を作り、塗装する
- 底板に塗装したブリキプレートを接着する。
- 底板と木枠をネジ止めする。
ネジ留めにすれば、今後黒板が薄くなっても、
枠を外してスプレーし直せます(*´ω`*)
- 【設計図】
- 【材料】
- 1.ブリキプレートを黒板塗装する。
- (1)下準備
- (2)黒板塗料を塗る
- 2.木材をカットする
- 3.木枠を作り、塗装する
- 4.底板にブリキプレートを接着する。
- 5.底板と木枠をネジ止めする。
【設計図】
【材料】
☆セリア:底板用木材、枠用木材、のこぎりガイド、皿木ねじ、塗装用容器&スポンジ、ブリキプレート、マスキングテープ、ボンド
★ダイソー:メジャー、金折、クランプ(最低4つ)、耐水ペーパー&ハンドサンダー、
・100均以外:スリムビス50mm×4本、スコヤ、ゼットソー(のこぎり)、電動ドライバー、ドリルビット(2~3mm)、ミッチャクロン、チョークボードスプレー、ワトコオイル(ダークウォルナット)
[木材・ネジ]
[底板]
☆木板45cm×12cm …2枚
(縦45×横12×厚0.9cm)
[木枠]
☆木製角材2P …2つ
(縦45×横2.5×厚1.5cm)
☆皿木ねじ(18mm)…8~12個
・スリムビス50~55mm…4本
[マグネット黒板ボード]
☆ブリキプレート…1枚
(縦29.7×21cm)
[塗料]
・ワトコオイル ダークウォルナット(木枠)
☆塗装用の容器・スポンジ
・ミッチャクロン(黒板)
・チョークボードスプレー(黒板)
【道具】
★メジャー
・スコヤ+鉛筆(墨付け)
☆マスキングテープ(木材カット時)
・ゼットソー(木材カット時)
☆のこぎりガイド(木材カット時)
★クランプ(木材カット時、枠組時)
➡️コーナークランプ
または
➡️F型クランプ+金折(枠組時)、スコヤ
★紙やすり240番、耐水ペーパー400番
★ハンドサンダー
↑キューブ型やすりは使いません💦
1.ブリキプレートを黒板塗装する。
ブリキ板を袋から出したら、
下準備としてミッチャクロンを薄くスプレーし、
ミッチャクロンが乾いたらチョークボードスプレーを塗布します。
いくつかコツがありますので、失敗談も含めて書いていきます(*´ω`*)
【スプレー塗装の下準備】
プラスチックや金属は、表面がツルツルしていて塗料がのりにくい素材です。
その為、通常は表面の汚れを落としてから、
400~600番程度のヤスリで表面に細かい傷をつけ、塗料がのりやすいようにします。
これを【足付け】といいます。
もしくは、素材に適した【プライマー】を塗布します。
足付けしてから、さらにプライマーを塗る方も多いようです(*´ω`*)
また、油分などの汚れがついていると、
塗料が付かず、仕上がりも悪くなってしまいます。
プラスチックの場合は特に、油分が付きやすい素材の為、クリーナーでの汚れ落としが勧められています。
丁寧にやろうとすると、下準備だけで
クリーナー→足付け→プライマー
という工程になりますね( ´∀`)メンドクサ
私は今回、汚れ落としも足付けもせず、「ミッチャクロン」というプライマーでの処理のみを行いました。
ミッチャクロンは、プラスチックにも金属にも使え、密着性が高いことで有名な万能プライマーです。
商品説明にも「一切ペーパー研ぎが不要」との記載があります。
また、ブリキ板はしっかり包装されているので汚れはないと(勝手に)判断。
だから、いいかなって✨( ´∀`)
結果、ミッチャクロンだけでも大丈夫でしたよ✨
(1)下準備
ブリキ板にミッチャクロンを塗るだけ✨
プライマーは薄く塗った方が密着性が良い為、スプレータイプが適しています。
スプレーだと、刷毛などの道具も不要で良いですよね✨( ´∀`)
ブリキ板から20~30cm離し、「薄く、ムラなく」スプレーします。
厚塗りしてしまうと、かえって塗料が剥がれやすくなり、また
垂れた跡が付いてしまうと、仕上がりも悪くなってしまいます。
ただ、この「ムラなく」がなかなか難しいんですよね💦
ムラなく塗ろうとすると、慣れないうちはどうしても一度で厚く塗ってしまいます。
あと、私のような面倒くさがりも💧
スプレーはなるべく離して、一定方向にサーッと。
慣れないうちは、一度で塗りきろうとしないこと。
ムラになってる所があると感じても、
塗れてない所があるような気がしても、グッと我慢‼️
「2度に分けて」塗りきるイメージでスプレーしましょう✨
どうしても心配なら、足付けしてからスプレーしても良いと思います✨
[失敗談]
私は最初、金属だし心配だからとムラなく‼️に固執してしまい、つい厚く塗ってしまいました💧
それはもう、垂れるほど…(´Д`)
(ブリキ板は少ししなっているので、外側に垂れた跡がつきました)
結果、1日乾燥させたのに、擦るとごく一部が剥げてしまいました💦
再度、「薄く」を心がけて、ミッチャクロンから塗り直したら、今度は大丈夫でした✨
水拭きしても黒板消しで擦っても、もう剥がれません✨
「薄く」が大事‼️
(2)黒板塗料を塗る
ミッチャクロンが乾いたら、黒板塗料を塗ります。
ミッチャクロンは室温20℃・湿度60%の場合、15~20分乾燥させたら上塗りできます。
こちらも、「25~30cmほど離し、一定間隔で前後にムラがないよう」、
「薄い塗膜を2層以上、2、3分ずつおいて」
塗布していきます。
数回塗っていくうちに、ムラがなくなっていきますよ✨
↓1回目
↓2回目
↓3回目
全体が塗れてから、更に2回ほど塗りました(*´ω`*)
これで、「マグネットの付く黒板ボード」は完成✨
次は木材で枠を作っていきます🎵
2.木材をカットする
(1)墨付する
カット位置に印をつけ(=墨付)します。
スコヤを使うと、垂直な線が引けます。
底板(木板45×12cm)
…11cmカットし、34cm長さにします。
枠より大きくならないよう、
34cmより1、2mmほど短くなるように
印をつけましょう。
木枠(木製角材)
…木製角材を、34cm×2本、19cm×2本に。
底板より小さくならないよう、
気持ち長めになるよう印つけします。
(2)マスキングテープでまとめる。
木材をカットする時、カット位置にマスキングテープを貼ると、仕上がりがキレイになります。
カット位置と、ずれないように縦横をマスキングテープで留めます。
(3)ガイドを使ってカットする
セリアの「のこぎりガイド」とカットする木材を、
ダイソーのクランプで固定します。
小さく、細いものを固定するときは、100クイックバークランプが使いやすいですよ🎵
固定したら、ガイドにそってカットします。
3.木枠を作り、塗装する
(1)木枠を組む
金折れとスコヤ、クランプを使って枠を直角になるよう固定します。
スコヤで外側の直角がずれないように抑えながら、金折れの位置を決めて、クランプで固定すると良いですよ🎵
おすすめのスコヤについては↓
固定したら、、ドリルビットで下穴をあけ、スリムビスを打って固定します。
(2)ワトコオイルで塗装する
ワトコオイルは二度塗り。手順は以下です。
1.240番のやすり(耐水ペーパーでも良い)で全体を研磨
2.スポンジでワトコオイルを塗る。
3.15分ほど乾燥させ、スポンジの乾いた面で拭き取る。
4.もう一度スポンジでワトコオイルを塗り、すぐに400番の耐水ペーパーで研磨する(=ウェット研磨)
5.1時間おいてから拭き取る。
耐水ペーパー、ハンドサンダーはダイソーだと安く揃います✨
ワトコオイルを塗るのに使ったのは、セリアで見つけた12個入りで100円のキッチンスポンジ✨
スポンジは使い捨て( ´∀`)
通常は刷毛とウエス(古布)をつかいますが、
刷毛を使うと、洗うために「ペイントうすめ液」が必要になるので(・ε・` )
拭き取りも、スポンジの乾いてる面で行いました✨
適当でも大丈夫🎵
塗料を乾かしている間に、底板を作ります。
4.底板にブリキプレートを接着する。
底板を2枚並べたら、ブリキプレートにボンドをつけ、接着します。
重石をして乾かし、乾いたら、
底板の側面にワトコオイルを塗ります。
私は、余ったので背面にも塗りましたが、
そこはお好みで🎵
5.底板と木枠をネジ止めする。
底板を上にして、下穴をあけ、皿木ねじを打ちます。
木割れしないよう、端から5mm~1cm程度の位置に皿木ねじを打ちましょう。
左側をネジ4つ、右側をネジ6つ打ってみましたが、4つで十分でした✨
黒板のメンテナンス時、枠を外すことを考えると、
ネジが少ない方が楽ですね🎵
ネジ止めが済んだら、完成です✨
子ども達も大喜びで、たくさん使ってくれてます✨
↓セリアのミニ黒板消しに、小さな強力磁石を付けて
どうでしょう?
長々書きましたが、作業自体はざっくりと
すぼら~な感じでやってます(*´ω`*)
私は手持ちの塗料を使いましたが、
セリアやダイソーにも、色つきのニスや黒板塗料が売られていますので、
ほぼ100均の材料でもできるかもしれません。
でも…ワトコオイルは伸びが良く、扱いも簡単なので、
本当におすすめの塗料です✨
塗料のついた布は水に濡らしておかないと自然発火の恐れがあるので、そこだけ気を付けましょう💦
今回、ブリキ+ミッチャクロン+黒板スプレーで上手くいくことが解りましたので、
もう少し大きなトタン板で壁面黒板ボードを作ることも検討しようと思います✨
DIYを楽しんでいる方、挑戦しようとお考えの方の参考になれば嬉しいです。
ではでは
長くなりましたが、最後までお読み頂き、ありがとうございました(*´∇`*)
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よかったら遊びに来てください(*´ω`*)