コツコツDIY ~DIY初心者が挑戦する、賃貸マンション改造計画~

狭い賃貸マンションを、スローペースでコツコツ改造中。初心者&車無しでもできるDIY事例や、調べたこと、使ったもの、失敗談など。2019年6月にうつ病発症。病気と子ども達の事を書くこともあります。

【クリア塗装/⑤メンテナンス/SPF材】クリア塗装は何がいい?オイル・ワックス・ニスを比較してみました✨

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こんにちは(#^^#)

素人DIY歴9年、鬱病歴3年の なつみかん です🎵

 

前回までの記事で、11種類のクリア塗料の≪色合い≫、≪手触り≫、≪作業性≫、≪コスパ≫、≪安全性≫、≪防水性≫まで比較してきました。

撥水性や防水性を調べる実験では、いくつかの塗布面が水や熱いコーヒーでダメージを受けましたね💦

 

今回は、水や他の飲料によってできた表面の傷みや染みを修復できるか、について実験します(#^^#)

また先に、通常の≪メンテナンス≫の頻度や方法について述べていきます✨

 

 

通常時のメンテナンス

オイル塗料

ワトコオイル

お手入れ方法 | はじめての方へ | ワトコオイル | 北三株式会社

ワトコオイルは家具に塗布した場合、半年~1年に1回のメンテナンスが理想とされています。

メンテナンスと言っても特に難しいことはなく、拭き掃除やペーパー処理で表面を整えてから上塗りして拭き取るだけ。初回の塗布と同様に1回塗りすればよいだけです。

カルデット、クノス・クノス白木、メルドスハードオイル

リボス塗料では、水廻り以外の日常的なお手入れには「クリーナーワックス」である「グラノス」が勧められています。


 

 

水廻りのメンテナンスの場合は、同じ塗料かクノスを上塗りします。

定期的なメンテナンスについては、具体的な目安期間の記載はありません。

 

個人的な感想としては、防水性の高い塗料なので、普段のお掃除で水拭きしても大丈夫だと思います。色褪せや毛羽立ちが見られたら、都度上塗りをすればよいのでとても簡単です(#^^#)

 

ワックス

オールドウッドワックスについては、商品詳細や販売店のHPなどを見てもメンテナンスについての記載は見つけられませんでした。

 

未晒し蜜ろうワックスは、サイトにて詳細な説明があります。

小川耕太郎∞百合子社 未晒し蜜ロウワックスの塗り方

日常的なお手入れや、頑固な汚れ落とし時には「ミストデワックス」が勧められています。これは未晒し蜜ろうワックスの材料にアルカリ剤洗浄成分)をプラスしたもの。汚れ落としと塗膜保護が同時にできる優れものです。

 

未晒し蜜ろうワックスはそこそこ防水性があるワックスなので、固絞りすれば水拭きも可能かと思います。ただし、ワックスは摩擦で落ちやすく、濡れたまま長時間放置すると白くなってしまうので、少々気を遣います。

水拭きしたい場所や汚れやすい場所には、汚れを落としつつ塗膜の補強ができるミストデワックスが便利かもしれません。

 

ニス

水性ウレタンニス・油性ニス

水性ウレタンニス、油性ニスは耐久性が高く、定期的なメンテナンスの必要はありません。※水性ウレタンニスの耐久性は6~8年と言われています。

ただし、経年劣化等でメンテナンスを行う場合、塗膜を全て剥がして塗り直す必要があります。

補修・メンテナンスというよりは、完全な「塗り直し」です。

古い塗膜を全て剥がすのには結構な手間がかかります💦

 

 

シミの補修

補修方法

  1. シミのできた部分を#400のやすりで擦ります。
  2. #400でシミが落ちなければ、#240のやすりで擦ります。
  3. やすり掛けした部分に、同じ塗料を上塗りします。

 

 

ワトコオイル、カルデット、クノス白木


ワトコオイルでは、水滴実験でコーヒーのシミがついてしまっています。

2回塗りでガッチリ、ウェット研磨したものでもややクッキリといったかんじです。

#400だと染みが取れませんでした。#240でしっかり擦るとシミは落ちましたが、ヤスリがけした部分が白くなり、塗料が剥げてしまいました。

 

やすり掛けした部分にワトコオイルを上塗りすると、

ワトコオイル2回塗りでは、白くなったところは解ってしまう程度に残ってしまいました。

ウェット研磨でもごくうっすらとですがムラのように白い部分が残っています。

 

#240で研磨する場合には、塗装面全体を#240で研磨し、塗り直す必要がありそうです。シミができた部分だけを修復するというのは難しそうです。

 

カルデットもワトコオイルと同様、#400だと染みが取れませんでした。#240でしっかり擦るとシミは落ちましたが、ヤスリがけした部分が白くなり、塗料が剥げてしまいました。

やすり掛けした部分に上塗りすると、ごくうっすらとですがムラのように白い部分が残っています。


クノス白木/1回塗り※クノス白木は標準2回塗り

1回塗りでは、コーヒーのシミがうっすらついてしまいました。#400ではシミが落ちず、#240でやっと薄くなりました。ワトコオイルやカルデットよりもてこずった感じです。上塗りでより目立たなくなることを期待しましたが、シミは残ってしまいました。

 

クノス白木/2回塗り(標準)

2回塗りでは、#400のやすり掛けでごくうっすら残ってる?という程度までシミは落ち、上塗りすると全く気にならない程度まで回復し、ムラも出来ませんでした。


クノス白木の3回塗りでは、#400で軽くこすっただけで染みが落ち塗装直後と全く変化ないくらいに回復しました。

クノス、メルドスハードオイル

クノスは、1回塗りではややクッキリとコーヒーのシミがついていましたが、クノス白木の1回塗りと同様に#400では落とせませんでした。#240で入念に擦ってシミは落ちたように見えましたが、上塗り後に確認すると、ごくうっすらとシミが残っていました。

クノスの2回塗りと3回塗りでは、ごくうっすらとコーヒーのシミがついていましたが、#400で軽くこするとシミは消え、塗装直後と全く変わらない状態になりました。

メルドスハードオイルでは、どの塗り回数でもややクッキリとしたシミが残っており、いずれも#400では落とせませんでした。

#240で擦るとシミは落ちましたが、ワトコオイルやカルデットとは違い、擦った部分が白くならずに塗料が残っている感じがしました。

1回塗りでは、上塗り後にややクッキリとしたシミが残ってしまいましたが、メルドスの2回塗り、3回塗りではムラも出来ず、塗装直後と全く変化なくりました。

 

ワックスニス

 

水性ウレタンニスは元々シミがついていませんので、補修は行っていません。

油性ニス(クリアペーストグレーズ、ジェルカラーニス)はシミかどうか判断しがたいほどのシミがありましたが、#400で軽くこすると回復し、上塗りの必要もなさそうでした。

 

未晒し蜜ろうワックスは、コーヒーのシミがややクッキリとついていました。#240で入念に擦ってもなかなかシミは取れず、日を改めて再度擦るとやっと取れました。#240で全体的に研磨し直して上塗りしましたが、入念に擦った部分が薄く見えています。

 

オールドウッドワックスは、かなりガッチリとシミがついており、水が付いた部分もひどく毛羽立っていました。未晒し蜜ろうワックスと同様に日を分けてやっとシミを落とすことができましたが、全体的な劣化が酷かったので、塗装面全体をやすり掛けし、再塗装しました。補修というよりは塗り直しです。

仕上がりは綺麗ですが、特に入念に擦った部分が、ごくうっすらと白っぽくなってしまいました。

実験結果表

 

 

部分的な補修が可能な塗料

実験結果から、クノスとメルドスハードオイルは、シミがついてもやすり掛けと上塗りで回復することが解りました。

油性ニスは、そもそもシミがつくかも微妙ですが、ついたとしても塗膜の上にシミが乗っている状態なので、目の細かいやすりでシミだけを落とすことが可能です。

油性ニスと同様の理由で、仮に水性ウレタンニスにシミがついたとしても、やすりのみで回復できるだろうと思います。

 

ワトコオイル、カルデット、オールドウッドワックス、未晒し蜜ろうワックスは、シミがつきやすく、上塗りしてもやすりをかけた部分が目立ってしまうので、やすり部分の色味に合わせて全体をやすり掛けする必要があります。

シミの程度によっては、塗膜の全剥がし→再塗装になりかねないです💦

 

SPF材補修まとめ

オールドウッドワックスは、水に弱く飲料のシミもつきやすいです。水やシミがついてしまうとすぐに表面が劣化してしまうので、都度やすりをかけて塗り直す必要があります。

濡れ色ではないので塗り直せばきれいに補修できますが、水性ステインで着色している場合はステインから塗り直す必要がでてくるかもしれません。

水分がつかない場所での使用がオススメです。

 

ワトコオイル、リボス・カルデット、未晒し蜜ろうワックスは、適度な防水性はあるものの、一度シミがついてしまうと、塗料ごと削り取らないとシミが落ちない場合があります。そうすると、その部分だけが薄くなってしまい、そのまま上塗りするとムラになってしまいます。

つまり、シミがついた場合はその塗装面全体を均一に研磨して、塗り直す必要があるのです。

 

メルドスハードオイルは、シミはつくものの、表面を#240で研磨しても塗料は残っており、ムラができにくいです。標準塗り(2回塗り)なら部分的に研磨しても、上塗りで回復するのは嬉しいですね。

 

クノス2回塗りと油性ニスは、シミがついても#400で軽く擦るだけでシミだけが落ちてくれます。上塗りの必要がないほどですが、クノスは塗って拭き取るだけ、油性ニスは塗り伸ばすだけなので、上塗りも気軽に出来ます(#^^#)

 

水性ウレタンニスは強靭な塗膜で水分をしっかりガードしてくれます。使用するうちに毛羽立ちやざらつきが出来れば、そこに汚れがこびり付き、シミのように見えることはあるかもしれませんが、#400で研磨すれば汚れを取ることができると思います。

 

個人的には、≪クノス≫が一番のお気に入りです(#^^#)

上塗りだけでメンテナンスができるからです。

一度組み立てた家具の”塗膜を全部剥がして塗り直す”って、かなり骨が折れますから💦

塗って拭き取るだけでムラも出来ずにホコリもつかないから、気軽にちょこちょこメンテナンスできますから(#^^#)

 

 

でも、例えば洗面台に使うからとにかく浸水するのが嫌!水を放置しても大丈夫なのがいい!という場合は、水性ウレタンニスがよいですね。

希望に合わせて塗料を選んでいただけたら幸いです(#^^#)

 

次回は100均木材での補修結果を書いていきます✨

ではでは✨

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました(#^^#)

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