こんにちは(*´∇`*)
素人DIYer歴8年、 なつみかん です✨
今、洗面所の《洗面台と洗濯機のスキマ》に設置する【ラブリコ棚】のDIYを計画しています(*´ω`*)
ついでに洗濯機周りのパンカバーも✨
それで、塗料は何にするか、色々と調べたり実験したりをずっとしてまして…
ついに「コレだ!」という塗料を見つけました✨
簡単で安全で優しい色合い。
しかも防水性が抜群で、メンテナンスも簡単‼️✨
水回りに最適な塗料❤️(*´ω`*)
今日は、そんな塗料についてのお話です(*^^*)
洗面所棚の塗料に求めたもの
私が今回作るラブリコ棚の塗料に求めたのは以下。
- うっすら木目が見える濃いめのホワイト
- 防水性がある
- 水拭きしやすいスベスベした表面
- 施工が簡単
- 安全性が高い
今回は狭い洗面所に設置するので、『濃いめのホワイト』にしたいと思いました✨
広く見えるし、清潔感もありますから😊
ペンキだと汚れが目立ちやすい気がするし、木目を残した優しい風合いにしたいので、木目が残るステインかオイル系の塗料にしようと思います✨
また、今回の棚は洗面台と洗濯機のスキマに設置します。
洗面台に接するため、どうしても水が飛び散りますし、
洗剤ボトルを置きたいので、液ダレもあると思います💦
お風呂場の隣なので、湿気にさらされることも多いですし…
なので、ラブリコの柱にも棚板にも、全面に防水性が欲しいところです。
また、水滴や液ダレで濡れる事が多い為、頻繁に水拭きする場所でもあります。
なので、ツルツルすべすべとした表面が望ましい。
全面の表面をスベスベかつ防水にしたいので、施工は簡単なものが良いですね。
そして、裸になる場所なので、なんとなくですが出来れば安全性が高いものがいいなと…💦
小3の長男は肌が弱いので💦
と、いうわけで、防水性も安全性も高い、ステインやオイル系の塗料を探した結果見つけたのが、『リボス自然健康塗料』の『タヤ・エクステリア』でした✨
水回りに適した塗料『タヤ・エクステリア』
タヤ・エクステリアとは
タヤ・エクステリアは、リボス社の自然健康塗料の1つです。
リボス(Livos)社は、世界で初めて人の健康と安全を考えた自然素材を基にした塗料を生み出した、ドイツ最大手の自然塗料メーカー。
「健康に害のある成分は、天然物でも使用しない」というコンセプトを貫き、自然素材というだけでなく、アレルギーにも対応した塗料の開発に成功しています。
リボスからは数多くの塗料が発売されていますが、リボスの塗料は全て食品基準で作られているため、どの塗料も屋内で使うことができます。
タヤ・エクステリアは、リボスの塗料のなかでも優れた耐候性と防水性を有するため、主にバルコニー等の屋外に使用されますが、
防水性と安全性の高さから、キッチン等の水回り、ダイニングテーブルにも適していると言われています。
以下は《タヤ・エクステリア》の商品説明の抜粋です。
強力な撥水性、耐候性を有し、サンデッキ等外部エクステリア・内部インテリア・造作物に最適です。
(中略)
タヤエクステリアは木材に深く浸透し、酸素透過性を維持し木の呼吸を妨げません。汗・唾液に対して安全性についてもドイツ規格(DINEN71part3)に合格していますので、幼児用製品、テーブルや食品に触れるものにも安心してお使いいただけます。
●特徴
外部木質壁・外部デッキ・バルコニー・階段部など。耐候性抜群。
(注)デッキなど土足歩行領域には、メルドスを上塗りすると良い。
屋内木質部、無垢材・集成材・合板を問わず仕上用木材なら何でも良い。
耐候性があり耐水性抜群・酸素透過性を維持しつつ深く浸透・木材の表面呼吸を保持させる。自然の木目を引き立てる。使用が簡単で、フクレ、ハガレの発生なし。塗り重ねて再生・修復できる。(無垢の木に直接塗布した場合)
https://item.rakuten.co.jp/ohhashi/c001-0021/
タヤの他色や、《カルデット》とという屋内向けのカラーオイルを混ぜて、好みの色合いを作ることも出来ます🎵
使い勝手の良い、とっても魅力的な塗料ですよね💖
タヤ・エクステリアの塗装方法
他の塗料と同様、240番のヤスリで塗装前研磨をしてから塗ります。
屋内で使用する場合は、塗布後に拭き取りをするので、刷毛やスポンジでざっくり塗っても大丈夫です✨
とっても簡単なんですよ🎵
標準は二回塗り。
240番のやすりで塗装前研磨をしたら、
容器をよく振ってスプーン等でしっかりとかき混ぜます。
刷毛やスポンジ、ウエスなどで塗り広げます。拭き取りするのでざっくりでOK✨
そのまま放置し、5~20分後にウエス等で表面に残った塗料を拭き取ります。
その後、12時間乾燥させます。
2回目も同様に、塗布後5~20分後にウエス等で表面に残った塗料を拭き取ります。
その後は12時間以上乾燥させて完了です。
屋外で使用する場合は、拭き取らず、刷毛などで薄く伸ばし塗りします。
12時間開けて二回薄く伸ばし塗りしましょう🎵
施工が簡単で防水性が高くて、食品に触れるものに使えるほど安全性が高いというタヤ・エクステリア。
早速購入して、実際どんな感じになるのか実験してみました✨
水性ステイン、水性ウレタンニスとの比較
水性ウレタンニス
DIYで使用する塗料のなかで、安全性が高く防水性のあるものといえば、なんといっても和信ペイントの『水性ウレタンニス』。
洗面所等の水回りなら、こちらを使うのが最も安心✨
かと思うのですが…
水性ウレタンニスはニスの中では比較的扱いやすく初心者向きとはいえ、施工にはやはりコツが必要です。
刷毛跡がつかないよう注意しながら薄くムラなく重ね塗りし、乾燥時もホコリやゴミが着かないよう気を付ける必要があります。
狭い賃貸マンションで細々とDIYをしている私。
今回は棚全体に防水性をつけたいので、全てに水性ステイン二度塗り→水性ウレタンニスを二度塗りして、ホコリが着かないように乾燥させて…は、ちょっと大変(´;ω;`)
※水性ウレタンニスには着色タイプのものもあり、そちらを使えば塗装は2回で済みます。
ただ、着色ニスをムラなく塗るのは少々難しいです💦
ニス塗りに慣れてないうちは、ステインで着色してから透明のニスを塗るのがおすすめです(*´ω`*)
なので、今回は水性ウレタンニスの使用はあきらめて、防水性の比較材料にしようと思っています(*´ω`*)
防水性のある水性ステイン
防水性のある白の木目塗装の塗料として、まず候補に挙げたのがアサヒペンの『水性WOODジェルステイン』。
以前このブログでもご紹介したことがあるのですが、水性ステインなのでムラなく塗れて乾燥も早く、道具の扱いも簡単。ジェル状で伸びが良く、コスパ抜群という優れものです✨
こちらでもいいかな…とは思ったのですが、
タヤ・エクステリアは食品基準でより安全性が高いので、試してみたくて✨
今回はタヤと、色合い、施工性、防水性を比較してみようと思います✨
①色合い
『水性WOODジェルステイン』は標準の2回塗りで、僅かに木目を残した濃いめのホワイトに仕上がります。
バターミルクペイントの《#1301 Shading White》や、カインズの《パーフェクトホワイト》のような、はっきりとした白です。
タヤは、ペンキや水性WOODジェルステインに比べると、下地の色が多めに出ているように見えます。優しい色合いですね(*´ω`*)
オイルの中では、かなりハッキリとした白だと思います✨
100均木材(桐/広葉樹)
SPF材
②防水性
水の染み込み具合を見るため、霧吹きで水をかけ、1時間後の様子を見ます。
また、水とコーヒーを垂らして放置し、3時間後、6時間後に拭き取った時の染みの様子を見ます。
霧吹き実験
霧吹きで水をかけてみると、100均木材もSPF材も、
【無塗装】【水性ステイン2回塗り】は水がベチャ~っと広がり、そのまま染み込みそうな感じです。
【タヤ・エクステリア】は1回塗りも2回塗りも水が粒状になり、撥水している様子です。1回塗りの方はやや粒が大きめ。
2回塗りでは、水性ウレタンニスと遜色無いほど水を弾いています。
【水性ウレタンニス】は粒が最も細かく、よく水を弾いているのがわかります。
1時間後
100均木材もSPF材も、
【無塗装】【水性ステイン2回塗り】は水が無くなっています。全て染み込んでしまったようですね💦
【タヤ/1回塗り】は水が2割程度減っているように見えますが、殆どそのまま残っています。
【タヤ/2回塗り】と【水性ウレタンニス】は、1時間後も水を吹きかけた直後と全く変わっていませんでした。
水滴実験
コーヒー(カフェオレ)と水を垂らし、3時間後と6時間後に拭き取った後の染みを確認しました。
【水性WOODジェルステイン】は一回塗りの部分でも試しましたが、こちらは標準が2回塗りなので、2回塗りのものにだけ言及します。
【タヤ】は『木材によっては一回塗りで仕上げることもできます』という説明について確認したいので、【タヤ/1回塗り】についても言及します。
《3時間》
100均木材(桐/広葉樹)
【無塗装】では当然ながらガッツリとコーヒーの染みが着いています。
拭いても拭いても取れません💦ヤスリでもかなり削らないとダメそうです💦
【水性WOODジェルステイン/2回塗り】では、水染みはありませんがコーヒーの染みはうっすらとついてしまいました。
【タヤ/1回塗り】には、よく見るとうっすらコーヒーの染みが。
【タヤ/2回塗り】と【水性ウレタンニス】はどちらの染みも出来ませんでした。
SPF材
染みがよく見える写真が撮れなかったので、肉眼で見た結果だけ💦
【水性WOODジェルステイン/2回塗り】は、コーヒーの染みが薄く残りました。
【タヤ/1回塗り】【タヤ/2回塗り】【水性ウレタンニス】はコーヒーの染みも水染みもともにありませんでした。
《6時間》
100均木材(桐/広葉樹)
【水性WOODジェルステイン/2回塗り】は、全体にうっすらコーヒーの色が染み付いてしまいました。
【タヤ/1回塗り】では、6時間後だとコーヒーの跡がくっきりとついてしまいました💦水をつけた部分も、若干褪せた感じです。
【タヤ/2回塗り】はかなり見えにくくはありますが、うっすらとコーヒーの色が着いているように見えます。水をつけた部分もうっすら薄くなった…かも?という感じ。
【水性ウレタンニス】は全く変化はありませんでしたが、拭き取り→乾燥後は塗装面が毛羽立ち、塗装が剥げてきた感じになってしまいました💦
SPF材(2×4材、1×6材/針葉樹)
【水性WOODジェルステイン/2回塗り】と【タヤ/1回塗り】では、コーヒーの跡がついてしまいました。
また、【タヤ/1回塗り】では、水染みはないものの、水がついた所は光が失われたような跡になっていました。よーーっく見ると何となく光がないかも?程度ですが😊
【タヤ/2回塗り】と【水性ウレタンニス】では、コーヒーの染みも水染み、水の跡いずれもありませんでした✨
※上塗り修復実験※
水滴実験で染みがついてしまった木材に《やすりがけ無し》でそれぞれの塗料を上塗りしてみました。上塗りは1回です。
100均木材では、【水性WOODジェルステイン】が塗り直し時にしっかり染み込み、コーヒーの染みは目立たなくなりました。
【タヤ/1回塗り】のコーヒーの染みは隠しきれず、うっすら染みが見えてしまう仕上がりでした。
【タヤ/2回塗り】では、うっすらとついた染みは全く見えなくなり、最初の塗装後と全く変わらない仕上がりになりました✨
100均木材では、タヤエクステリアはちゃんと2回塗りしたほうが安心のようです(*^^*)
SPF材では反対に、【水性WOODジェルステイン/2回塗り】のコーヒーの染みは隠しきれず、塗り重ねても染みが見えてしまいます。
【タヤエクステリア】は【1回塗り】についてしまったコーヒーの染みも水の跡も見えなくなり、最初の塗装後と全く変わらない仕上がりになりました✨
つまり、【水性WOODジェルステイン】は長時間放置してしまうと色水の染みが付きやすく、木材によっては修復しにくいことがありますが【タヤエクステリア】なら2回塗りをしておけば染みが付きにくく、染みがついても上塗りするだけで修復可能✨ということですね(*^^*)
※色落ち実験※
洗面所の棚に使用するにあたり、もうひとつ気になったのが《水濡れ時の色落ち・色移り》です。
ふきんに多少色がつくくらいなら仕方ないですが、洗面台の側板や床に色が移ったら嫌だなぁと(´д`|||)
そこで、【タヤ・エクステリア】を塗った板に、霧吹きで滴るくらいビシャビシャに水分をつけて《3時間》放置し、下に敷いた無塗装の100均板に色が移るか確認しました(*^^*)
白では色落ちがよく解らないので、
100均木材にはタヤのウォルナットを塗り、水をかけました。
SPF材(1×2材)にはタヤのホワイトにブラックを混ぜて作ったグレーを塗り、左側には次亜塩素水(消毒液)、右側にアルコール除菌剤を吹きかけました。
結果は…
100均木材では、布巾に多少色落ちが見られましたが、敷いた無塗装板への色移りはありませんでした。
布巾への色落ちも、サッと水分を拭うくらいではありませんが、ゴシゴシ擦ると色がついてしまう程度でした。
SPF材では、色落ちも色移りもありませんでした。
ゴシゴシ擦っても色落ちがなく、アルコールも大丈夫です(*^^*)
今回はラブリコ棚作成にあたり、SPF材(2×4材など)を使用する予定なので、色落ちの心配はしなくても良さそうです✨
③施工性、手触り
どの塗料も、240番のやすりで塗装前研磨を行います。
『水性WOODジェルステイン』は、ジェル状の塗料をウエスなどで塗り広げるだけなので、とっても簡単🎵。
水性なので、使った道具は水洗いできますし、そのまま捨てることもできます。
また、二回塗りで、2回目塗布までの乾燥時間が1~3時間と短い為、1日で作業が完了します。
ただし、塗装後の毛羽立ちが生じやすいです。
100均木材では表面を指で擦ると痛みを感じる程度のザラつきがあり、見た目も毛羽だった感じに。
SPF材では毛羽立ちは目立ちませんが、やはりざらつきは生じます。
水拭きすると、マイクロファイバークロスなら引っ掛かってしまう感じ。
水性ウレタンニスやタヤの塗装面と比べると、拭き取りに多少力が要ります。
頻繁に水拭きする場所に使うなら、塗装後の研磨は必須になると思います。
一方、『タヤエクステリア』では、100均木材でもSPF材でも、毛羽立ちやザラつきはみられませんでした。
1回目の塗布→乾燥後の手触りは、ステイン塗布後に400番のヤスリをかけた後の手触りとほぼ同じ✨
2回目塗布後は若干ざらつくことはありますが、布巾に引っ掛かる程ではありません。
設置後、気になる部分があればさらっとやすりで撫でるくらいで良いと思います✨
実験結果まとめ
『タヤ・エクステリア』は、
SPF材(針葉樹)に2回塗りした場合、水や色水をつけて6時間放置しても染みができません。
洗面所の環境下では、水性ウレタンニスに遜色無い高い撥水性・防水性を発揮してくれます。
100均木材(広葉樹)でも、2回塗りしておくと万が一染みができても上塗りだけで修復可能です。
施工は拭き取り塗布の2回塗りと簡単で、やすりがけ不要なほど手触りが良いです。
重ね塗りの際は12時間開けなければなりませんが、機能性十分で洗面所棚(SPF材)の塗装に最適です✨
水性WOODジェルステインは、タヤと同様に施工が簡単ですが、毛羽立ちやザラつきが生じやすいです。100均木材に使用するときは、320~400番程度のやすりがけが必要です。
100均木材なら染みの修復がしやすいですが、SPF材だと上塗りだけでは修復できないこともあります。
洗面所の棚に使用するにあたっては、色水には注意する必要がありそうです。
タヤに上塗り材は必要?
タヤ・エクステリアの商品説明や紹介記事を見ていると、
『水回りやダイニングテーブルの塗装には、タヤエクステリアにクノスを上塗りすると防水性が増す』
『デッキなど土足歩行領域には、メルドスを上塗りすると良い。 』
等、クノスやメルドスハードオイルの上塗りを勧める記述が見られます。
こちらの記事では、上塗り塗料の詳細は割愛しますが、
別途上塗り実験をした限りでは『クノスやメルドスを上塗りしなくても、タヤエクステリアの2回塗りで十分』という結論に至りました✨(*´∇`*)
これらの上塗り剤については、別途記事を書く予定です✨
詳しくは↓コチラの記事をご参照ください(#^^#)
また、タヤエクステリアと同じリボス塗料の《カルデット》も、キッズデスクや屋内家具におすすめ(*´ω`*)
カルデットについても今後記事にする予定です✨
施工が簡単で、高い撥水性・防水性をもち、食品基準で安全な塗料《タヤエクステリア》。
皆さんも是非一度試してみてくださいね(*´ω`*)
購入は小さく買える楽天がおすすめです✨
ではでは(*^^*)
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました(≧∇≦)