---------------------------------------------
※クリアペーストグレーズは、2023年現在「販売終了」となってしまいました。
その為、現在は≪ジェルカラーニス≫を使用しています。
クリアペーストグレーズと同等の保護力、塗りやすさで、コスパも良いオススメ塗料です。ぜひ↓の記事もご覧ください(#^^#)
-----------------------------------------------------
こんにちは(*^^*)
素人DIYer なつみかん です(*´ω`*)
見に来てくださってありがとうございます😆
突然ですが、DIY作品に耐水性(防水性)を持たせたいと思ったことはありますか?(*´ω`*)
私は何度もあります( ´∀`)
炊飯器やウォーターサーバーを置く作業台や、
子ども達の机をDIYしたときは、
耐水性を持たせるのは最重要課題でした✨
だって絶対汚れるし(;・ω・)
特に下の子(小2男子)なんて、絶対水溢すし( ´∀`)
清潔にしておきたいから、水拭きできると良いですよね(*´ω`*)
そこで、屋内用塗料の撥水性について色々と調べたところ…
「乾くと耐水性になるペンキ」の他は、初心者には難しそうだったり、取扱いが面倒だったり…
色味が大好きな【ワトコオイル】や【ブライワックス】には、あまり防水性は期待できない…
初心者でも簡単に耐水性を付加させられる、良い塗料はないかしら?
出来れば、ワトコオイルの色味を生かしつつ、耐水性を付加させたい…
調べに調べ、辿り着いたのが《オールドビレッジ社》の《クリアーペーストグレーズ》でした。
木目を生かす塗料なら…?
ステインやワトコオイル、ブライワックス等、木目を生かした色合いにしたい時に使われる塗料の耐水性はどうでしょう?
ステイン
ステインは着色剤で、水性ステインもオイルステインも保護効果はありません。
その為、オイルやワックス、ニスでの保護が勧められています。
オイル・ワックス
オイルやワックスは、塗装面にある程度の保護効果があります。
着色と保護が同時にでき、メンテナンスも楽チン…と、大変便利ですね✨
ただし、ステインと比べれば、確かに耐久性は向上するのですが、残念ながら、耐水性はあまり強くはありません。
試しに、ワトコオイルを数ヵ月前に試し塗りした端材を、濡らしたペーパーで拭いたところ…
色が付いてきました(;・ω・)
耐水性を持たせたいなら、やはりニスの上塗りが必要になるようです。
※ワトコオイルの上塗りについては、この時点ではよく解らなかったのですが、他の《オイルフィニッシュ用オイル》の商品説明には
『撥水性はありません。耐水性が必要な場合は、ニスを使用してください。』
『ニスを上塗りしたい場合は、乾燥後さらに1週間以上乾燥期間を取って、「油性ニス」を塗装してください。 』
とあったので、【オイルには油性ニスの上塗り可】との認識でいました。
ワックスについては↓
おすすめのニスは?
ニスには、水性ニス、油性ニス、水性ウレタンニス、油性ウレタンニスがありますが、
耐水性を持たせたい場合は、水性ニス以外のニスが良いようです。
水性ウレタンニス
水性ウレタンニスは、高い耐久性を持ちながら、水性なので水で薄められ、使用後の刷毛も水洗いできる、初心者にも扱いやすいニスだと言われています。
なかでも、和信ペイントの水性ウレタンニスは、食器にも使えるほど安全性の高く、人気です(*´ω`*)
ダイニングテーブルや、特に子ども用の机のDIYについて調べてみると、
着色はステインで行い、水性ウレタンニスで仕上げるのが初心者向きとしている記事が多くありました。
ただし、水性ウレタンニスを上塗りできるのは『無塗装』か『水性塗料』だけです。
油性のオイルステインやオイルフィニッシュ用オイル(ワトコオイル)、ワックスの上からは塗れません。
油性ニス
油性ニスは、耐久性・耐水性ともに抜群で、屋外にも使えます。
ただし、取扱いが難しいのが難点💦
昔、着色できる油性ニスを試したことがありますが、重ね塗りできず、ムラになってしまい…
初心者が手を出すモノではないなぁ…と思ったことがあります💦
ワックスなのに高い撥水性で人気のオスモカラー✨ →初心者には難しそう💦
また、「オスモカラー/ウッドワックス」も、ワックスでありながら撥水性が高いことと、幼児用玩具にも利用される高い安全性で人気です(*´ω`*)
[rakuten:color-harmony:10000004:detail]
ただ…じゃあ水性ウレタンニスかオスモカラーかな、と、さらに調べてみると
オスモカラーは値段が高いし(コスパは抜群ですが、初期費用が高め)、なんだか難しそう…
気泡が入りやすい、刷毛跡が付きやすいとか、
薄塗りが大事とか、
コテバケがオススメとか
オスモコテバケとか…
水性ウレタンニスも、
「艶消し仕上げにしたいなら、艶ありを塗ってから艶消しを塗る」とか、
薄塗りが重要で、塗装が剥げない程度にヤスリがけをしながら重ね塗りするとか、
気泡や刷毛の毛が入らないよう注意とか…
で、結局足踏み状態(・ε・` )
私は、水性ウレタンニス、オスモカラーのどちらを使っても、費用に見合う結果をだせそうにないし…
だって無器用だもの(泣)
結局どうすればいいの?
→クリアペーストグレイズで解決✨
そんなわけで、ダイニングの作業台の塗料決めは、難航を極めていました( ´∀`)
すごく良いんですけどね、オスモカラー…
私としては、色で言えばやっぱり[ワトコオイルのダークウォルナット]を使いたい。
でも、ワトコオイルだけでは耐水性は弱い。
かといって、水性ウレタンニスは自信ないし、上塗りした結果、色合いや艶がどう変わるかもイマイチ解らない。
(そもそもワトコオイルに『水性』のニスは上塗りできない)
そもそも、せっかくのワトコオイルに上塗りするって、あんまりしないですよね💦
検索しても、ワトコオイルにニスを上塗りする記事は見つからない…
でも、ですよ。
たまたま見つけたんです。
ワックスのように手軽に塗れる油性ニス。
バターミルクペイントのオールドビレッジ社が出している油性ニス、
【クリアペーストグレイズ】✨
これまた、全然詳しい情報を見つけられずに困ったのですが、
説明はこんな感じ↓
木部、扉、板、家具の仕上げのコーティングに向きます。
塗装面を保護したり、深みのある仕上げにしたい場合に塗ってください。
木部に直接か、バターミルクペイント、アクリルラテックス、プロヴァンスの
塗装面の保護に使用するようです。
塗装方法も、刷毛かウエスで塗るみたいで、なんか簡単そう…
…もうこれしかない‼️
そして購入→試し塗り。
購入したモップの柄が、何も保護されてなくて、濡れた手で触ると水を吸い込んじゃって、そのうちカビそう…だったので、
ウエスで無造作に塗ってみると…
↓
ちゃんと水を弾いてくれました✨
また、ワトコオイルを両面に試し塗りした片面(裏面)に、クリアペーストグレイズを塗って乾燥させてから水拭きしてみたところ…
色落ちしません‼️✨✨✨✨
ってことで、それ以来、耐水性を持たせたいときは、クリアペーストグレイズをウエスで二度塗り。
とっても楽チンに耐水加工を楽しめるようになりました✨
※二度塗りする場合、1回目を塗って2~4時間乾燥させてから2回目を塗り、その後1日乾燥させます。
ダイニングの作業台も、ワトコオイルのダークウォルナットにクリアペーストグレイズを上塗りして、
水拭きで清潔に使えてますよ✨
いかがでしょう?
情報があまり得られなかったので、
これが正しい使い方かどうかは正直解りませんが、
私は快適に使っています(*´ω`*)
ムラを気にせず布で延ばすだけで良いので、私のような素人&無器用でも扱いやすいと思います✨
クリアーペーストグレーズについて、詳しい記事を書きました✨
よかったら是非ご覧ください😊
※ワトコオイルの上塗りについて※
ちなみに…ワトコオイルの日本総代理店である北三株式会社のHP、『よくあるご質問』には、以下のような記述があります。
(ワトコオイルの上塗りについて)
ウレタン・ラッカーやニスの様な塗膜形成タイプの塗料以外(オイルステイン等)であれば特に問題はありません。
Σ(´Д`)⁉️
ニスの上塗りダメなの⁉️Σ(´Д`)
ただしこれは、塗膜形成タイプのニスで覆ってしまっては、『木の呼吸を妨げないため、調湿効果や木材のワレや狂いの抑止効果がある。』というオイルフィニッシュの利点を消してしまうから、ではないかと思っています。
重ね塗りするだけでメンテナンス出来る、というメリットもなくなってしまいますしね💦
ニス塗るくらいなら似た着色剤でいいじゃん‼️って話です( ´∀`;)
※水性のニスは、油性のワトコオイルの乾燥が不十分だと、弾いて塗れない可能性が高いです。水性ウレタンニスを塗りたい場合は3日~1週間程度しっかり乾燥させてからトライしてください。
油性ニスなら塗れる可能性はありますが、メーカー推奨ではないので剥離等の可能性もあるかもしれません。
あくまでも、「推奨されていないがやってみたら意外と上手くいった」一例として参考にして頂けたら幸いです。
なので、基本はワトコオイルのみで使用し、同じ色合いで部分的に撥水性・耐水性を付加させる目的で使うのが良いのかな、と思ってます( ´∀`)
塗りつぶし塗装なら✨「乾くと耐水性をもつ水性ペンキ」色々(屋内・屋内外用)
バターミルクペイント
「乾くと耐水性をもつ」ペンキとして有名なのは、バターミルクペイント✨
カラーバリエーションも豊富で、水性なので扱いやすく、ミルク原料で安全性が高いことで人気ですね(*´ω`*)
私も、子ども机や食器を入れるキャビネットにはバターミルクペイントを使いました✨
案の定、子ども達はよく汚してくれるのですが、問題なく水拭きでキレイになってます( ´∀`)
本当に落ちない汚れが付いてしまったら、上からまた塗ればいい訳ですし✨
こんな風に、汚されることにおおらかになれるところ、自分でメンテナンスできるところが、DIYの良いところですね(*´∇`*)
エクステリアカラーズ/カインズ
ただ、やっぱりお値段が…ということで、ダイニングの作業台を作るときには、リーズナブルな↓を使いました✨
|
ペンキって意外と高くて心が折れそうだったので、これを見つけた時にはもう…感動✨でした😆
ちなみに、水性ペンキの上からも≪クリアペーストグレーズ≫が塗れます😊
色合いは黄味がかかってしまいますが、ビビットカラーなんかは深みのある落ち着いた色合いになります。
私は今回、ワトコオイルの色合いに固執してクリアーペーストグレーズにたどり着きましたが、塗りつぶし塗装をお考えの方は、「乾くと防水性を持つペンキ」も是非試してみてくださいね😊
【屋内用】もしくは【屋内外用】を選んでください😊
ではでは(*´ω`*)
長くなってしまいましたが、
少しでも、どなたかのお役にたてたら嬉しいです🎵(*´ω`*)
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました(*´∇`*)
※ジェルタイプの油性ニスもあります。こちらはカラー豊富なので、着色と保護を1度に済ませたい時には良いと思います。
今後使用したら、塗りやすさや防水性などについて報告しますね🎵
↓クリアーペーストグレーズについて、もっと詳しく↓
↓ワックスにクリアペーストグレーズは上塗りできる?↓
↓防水性のある屋内外用の水性のジェルステインについての記事↓
ジェルステイン単体、水性ウレタンニス・ワックス・クリアーペーストグレーズを上塗りしたものを比較しています。